印西市議会 > 2019-06-12 >
06月12日-04号

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  1. 印西市議会 2019-06-12
    06月12日-04号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 元年  第2回定例会( 6月定例会)       令和元年第2回印西市議会定例会 議事日程(第4号)                             令和元年6月12日(水)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 一般質問  『個人質問』      17番 松 尾 榮 子       3番 藤 江 研 一      11番 浅 沼 美弥子      18番 軍 司 俊 紀出席議員(22人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   5番   伊   藤   真   一       6番   稲   葉       健   7番   小   川   利   彦       8番   玉   木       実   9番   米   井   重   行      10番   櫻   井   正   夫  11番   浅   沼   美 弥 子      12番   岩   崎   成   子  13番   海 老 原   作   一      14番   中   澤   俊   介  15番   藤   代   武   雄      16番   増   田   葉   子  17番   松   尾   榮   子      18番   軍   司   俊   紀  19番   金   丸   和   史      20番   山   田   喜 代 子  21番   近   藤   瑞   枝      22番   板   橋       睦欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   古   川   正   明     企画財政   酒   井   和   広                          部  長 市民部長   岩   﨑   博   司     環境経済   髙   橋   政   勝                          部  長 福祉部長   染   谷       豊     健  康   小   川   誠 一 郎                          子 ど も                          部  長 都市建設   川   嶋   一   郎     水道部長   篠   原   信   一 部  長 総務課長   岡   本   一   弘     企画政策   小   林   正   博                          課  長 市民活動   佐   瀬   富 士 夫     環境保全   大 須 賀   一   彦 推進課長                     課  長 社会福祉   富   澤       実     保育課長   岩   井   大   治 課  長 都市計画   笛   田   和   人 課  長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   伊   藤   哲   之 教育総務   土   屋   茂   巳 課  長本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   鈴   木   悦   子     議  会   伊   藤   武   行 事務局長                     事 務 局                          次  長 係  長   伊   藤   昌   明     係  長   寺   本   和   美 △開議の宣告                            (午前10時10分) ○議長(板橋睦) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(板橋睦) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(板橋睦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、11番、浅沼美弥子議員、12番、岩崎成子議員を指名します。                        〇 △一般質問 ○議長(板橋睦) 日程第2、一般質問を行います。  昨日に引き続き個人質問を行います。  17番、松尾榮子議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。  ここで休憩したいと思います。    休憩  午前10時11分    再開  午前10時12分 ○議長(板橋睦) 再開します。  失礼しました。少し説明させてください。機械のふぐあいがありまして、今開会を少しおくらせましたけれども、私のちょっと聞き違いで、機械が直りましたので、このまま進めますので、よろしくお願いいたします。  それでは、17番、松尾榮子議員、質問をお願いいたします。    〔17番、登壇〕 ◆17番(松尾榮子) おはようございます。17番、松尾榮子でございます。4月の市議会議員選挙において市民の皆様よりご負托をいただきまして、4期目の活動に取り組ませていただくことになりました。印西市はこの30年間で人口が5倍以上にもなる成長を遂げてまいりましたが、それゆえにこそ多くの課題もございます。急激な発展に伴う印西市の課題に一つ一つ取り組み、赤ちゃんから高齢者まで市民が生き生きと笑顔で暮らせる印西市の実現を目指して、人に優しく、安心なまちづくりに邁進してまいります。  それでは、令和元年第2回定例会に当たり一般質問を行います。1、印西市公共交通網形成計画の策定について。自家用車を使わない市民や高齢者、中高生も安心して暮らせるまちづくりに向けて、ふれあいバスの本格的見直しを含む市の公共交通網の形成について伺います。  (1)、策定に向けた取り組み状況。  (2)、今後のスケジュール。  (3)、検討課題の取り込みについて。  (4)、市民意見の反映について。  大きな項目2、UR都市再生機構事務所用地の活用について。人口が急増している千葉ニュータウン中央駅圏の市民サービス向上プロジェクトとして開始されたUR都市再生機構事務所用地の活用について伺います。  (1)、令和元年度の事業方針。  (2)、利用計画の検討状況。  (3)、今後のスケジュール。  3、学校適正配置について。市は、これまで学校適正規模適正配置基本方針に基づき、永治小学校の木刈小学校への統合、宗像小学校のいには野小学校への統合を実施、また本埜第一小学校と本埜第二小学校を統合しての本埜小学校の開校を実現してきました。残る取り組みについて伺います。  (1)、令和元年度の取り組み。  ①、小規模校について。  ②、大規模校について。  (2)、基本方針の見直しについて。  大項目4、シティプロモーションについて。活気があり、伸び盛りの印西市の魅力を市の内外に発信し、さらに高めていくとともに、市への移住促進、定住促進、交流促進を図るシティプロモーション事業について、令和元年度の取り組みと今後の展開について伺います。  (1)、昨年度の評価と反映。  (2)、イルミライINZAIの実施予定について。  (3)、動画その他の取り組みについて。  (4)、いんざいふるさとまつりの実施予定について。  (5)、今後の展開について。  大項目5、道路の植栽管理について。  (1)、中央駅北側の木刈地区と小倉台地区の間を通る幹線道路のニュータウン北環状線において、中央分離帯や歩道の植栽の雑草が伸び放題になり、自動車通行の妨げや事故のもとになりかねない状況が見られますが、対応について伺います。  以上、1回目の質問といたします。執行部の明快なる答弁を求めます。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。松尾榮子議員の個人質問に対し答弁をいたします。4の(1)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  4の(1)についてお答えをいたします。昨年度は、柏レイソルホームタウンデー大井競馬場印西コスモス賞において印西市をPRしてまいりました。これに加え、平成30年10月13日から本年1月14日まで千葉ニュータウン中央駅北側でイルミライINZAIを実施いたしました。また、プロモーション動画「印度じゃないよ、印西市」を制作し、印西市を知っていただくため市内外へ発信してまいりました。さらには、人口10万人突破記念事業として、イオンモール屋外駐車場でいんざいふるさとまつりの開催、オリジナルデザイン年賀状やいんザイ君縫いぐるみを製作する等、さまざまなプロモーションを実施してまいりました。これらを実施したことにより、新たな観光名所の創出やテレビを含む各種メディアに取り上げられるなど、印西市の知名度の向上につながったものと考えております。  私からは以上でございます。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長(酒井和広) 1の(1)についてお答えいたします。  印西市地域公共交通網形成計画の策定に向けました取り組み状況でございますが、令和元年5月22日付で国からの補助金交付決定を受けたところでございます。  次に、(2)についてお答えいたします。今後のスケジュールでございますが、本年度は市民やバス利用者等へのアンケート調査と課題の整理、分析等を進めてまいりたいと考えております。  次に、(3)についてお答えいたします。これまでいただいたご意見等につきましては、印西市地域公共交通会議の中で委員の皆様に報告しておりまして、今後、印西市地域公共交通網形成計画を策定していく中で、これらの意見等につきましても参考にしてまいりたいと考えております。  次に、(4)についてお答えいたします。市民意見の反映につきましては、今後、市内の交通に関する市民アンケート調査を実施する予定でございますので、この中で集約等に努めてまいりたいと考えております。  次に、4の(2)についてお答えいたします。今年度のイルミライINZAIにつきましては、11月下旬から令和2年1月下旬までの間、千葉ニュータウン中央駅の北側で実施を予定しております。  次に、(3)についてお答えいたします。シティプロモーションにつきましては、単年度よりも複数年を一貫したコンセプトで継続的に行うことが効果的と考え、債務負担行為を設定いたしまして3年間継続で印西市シティプロモーション支援業務を委託し、その中でプロモーション動画をはじめさまざまなコンテンツの実施を予定しております。  次に、(4)についてお答えいたします。いんざいふるさとまつりにつきましては、本年5月15日に実行委員会を立ち上げたところでございます。この実行委員会におきまして、イオンモール千葉ニュータウン屋外中央北第1駐車場を会場といたしまして、10月5日に開催することを決定したところでございます。  次に、(5)についてお答えいたします。現在、シティプロモーションにつきましては、印西市シティセールスプランに沿って実施しておりますことから、今後も引き続き本市の魅力を市内外に発信し、市への移住促進、定住促進、交流促進につなげてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。    〔福祉部長、登壇〕 ◎福祉部長(染谷豊) 2の(1)についてお答えいたします。  UR都市再生機構事務所用地の活用につきましては、行政サービスの向上を目的とした複合施設の建設を予定しているところでございます。なお、令和元年度に実施いたします事業でございますが、(仮称)千葉ニュータウン中央圏複合施設整備基本計画の策定業務及びUR都市再生機構事務所及び附帯施設解体工事のための設計業務を実施してまいります。  次に、(2)についてお答えいたします。利用計画につきましては、平成30年11月に定めたUR都市再生機構事務所用地活用に係る施設整備方針を基本として検討することになりますが、複合施設に必要な機能及び施設について改めて各部に意向を確認しているところでございます。  次に、(3)についてお答えいたします。UR都市再生機構事務所用地活用に係る施設整備方針でお示しした整備スケジュールのとおり、令和2年度におきましてはUR都市再生機構事務所及び附帯施設の解体工事、施設建設のための基本設計並びに建設する施設の管理運営体制の検討を、令和3年度は施設建設のための実施計画を行う予定でございます。その後、令和4年度及び令和5年度の2カ年で施設の建設工事を実施いたしまして、令和6年度からの供用開始を予定しているところでございます。  以上でございます。  発言の訂正をお願いいたします。(3)の答弁の中で、「施設建設のための実施設計」と申し上げるべきところを「実施計画」と申し上げましたので、訂正をお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。    〔教育部長、登壇〕 ◎教育部長(伊藤哲之) 3の(1)、①についてお答えいたします。  学校適正配置の令和元年度の取り組みにつきましては、印西市学校適正規模適正配置基本方針に基づき、優先度の高い小規模校のうち、過小に当たる船穂小学校及び本埜中学校につきまして検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、②についてお答えいたします。大規模校につきましては、優先度の高い大規模校への推移が予想される木刈中学校につきまして、施設の増築により対応を考えているところでございます。  次に、(2)についてお答えいたします。平成28年度に策定いたしました印西市学校適正規模適正配置基本方針の見直しは考えておりませんが、小学校の統合等により状況が変化していることから、基本方針における検討対象校の学校適正配置シミュレーションにつきまして見直しが必要であると考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕
    都市建設部長(川嶋一郎) 5の(1)についてお答えいたします。  一般県道千葉ニュータウン北環状線の草刈りにつきましては、市民等から当市に寄せられました相談や要望を道路管理者であります千葉県印旛土木事務所にその都度お伝えいたしまして、対応をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 1回目の答弁ありがとうございました。それでは、再質問に入ります。  大項目1の印西市公共交通網形成計画の策定について、(1)、策定に向けた取り組み状況についてでございます。国は、人口減少社会における地域社会の活力の維持、向上に向けた持続可能な地域公共交通網の形成に向けて地域公共交通網形成計画の策定を推進しており、高齢化の進展や市域の新開発などの社会状況の変化に対応して、県内でも5年くらい前から平成30年度までに16市が計画を策定しております。印西市では、令和元年5月22日付で国からの補助金交付決定を受けたところということでございますが、補助金の交付決定を受けて、今後どのような体制で公共交通網形成計画を策定していくのか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  地域公共交通網形成計画の策定におきましては、地域公共交通会議が中心的な役割を果たしていくこととなりまして、この4月からは地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく法定協議会として新たに発足したところでございます。この地域公共交通会議の委員構成につきましては、これまでは市民や関係団体の代表者、専門家、市内を運行するバス、タクシー事業者から成る23人のメンバーで構成されておりましたが、4月からは新たに道路管理者や鉄道事業者などを加えました28人体制により協議が進められているところでございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 法定協議会として発足いたしまして、市内の公共交通全体を見直して再編していくということなのですが、今28人体制ということでございました。新たに道路管理者や鉄道事業者も加わったということですが、どこが加わったのか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  法定協議会の委員の構成要件ということで追加させていただきました5名の委員につきましては、鎌ケ谷観光バス有限会社、北総鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社千葉支社、千葉県印旛土木事務所一般社団法人千葉県バス協会の5団体の皆様でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 市内に関係する交通事業者なども入っていただきまして、全体的に見直すということで、了解いたしました。  それでは、次に(2)、今後のスケジュールについて再質問いたします。地域公共交通網形成計画はいつごろまでに策定する予定か伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  計画の策定期間といたしましては2年間を予定しておりまして、今年度はアンケート調査や課題の整理、分析等を行いまして、来年度はこれらの調査、分析結果等に基づきまして地域公共交通網形成計画を策定する予定でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 今後の印西市に大きくかかわってくる計画になるのかなというふうに思うのですが、2年間で計画策定後はどのようなことになっていくのか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  印西市地域公共交通網形成計画の策定後につきましては、おおむね3年間をかけまして計画の実現に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、(3)の検討課題の取り込みについて伺います。  先ほどの答弁によりますと、これまでの検討課題については地域公共交通会議の中で周知しており、今後公共交通網形成計画を策定していく中でこれらの意見等についても活用していくということでございました。お隣の柏市では、ことし2月に同計画を策定しており、地域状況に応じたバス路線の再構築など、中長期の新たな交通施策のほか、高齢者等の移動支援、それから速達性の向上、企業バスとの連携、待合環境の整備、つまりベンチなどの設置なども盛り込んでおります。印西市の公共交通の課題を市としてどのように考えていくのか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  ふれあいバスにつきましては、多様化している市民ニーズの中でさまざまな要望、意見等がございますので、ふれあいバスの運行目的や運行に要する経費、関係する路線バスやタクシー事業者への影響なども十分考慮し、進めていかなければならないものと考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) ふれあいバスにつきましては、これまでにも、より利用者の利便性を向上させるための多くの要望や指摘、提言が行われていると思いますが、形成計画が策定されるまでふれあいバスなどの見直しは行わないということになるのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  ふれあいバスの運行の改善に係る部分につきましては、計画の策定を踏まえつつ、毎年度予算化を行い進めさせていただいているところでございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 運行の改善にかかわる部分については毎年度進めていくということで了解いたしました。  それでは、(4)の市民意見の反映について伺います。今後市内の交通に関する市民アンケート調査を実施して集約していくということですが、私ども議員も市民の皆様からの声を伺い、これまで議会の中でも何度も提言してまいりました。都心のようにバスや地下鉄が縦横無尽に走る体制はできないにしましても、車を使わない市民が公共交通を活用すれば市役所などへの用事や買い物、それから公園やスポーツ、福祉、その他の施設へ行くことができ、生き生きと生活できる体制づくりがぜひとも必要だと思います。そのためには、ふれあいバスのルートにつきましても、できるだけ効率的で短時間に行きたい場所に到着できるよう、発着場所なども含めて本格的に見直すことが必要と考えておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  ふれあいバスにつきましては、さまざまなご要望やご意見のある中、さらにアンケート調査等も進めまして意見等の集約を行い、地域公共交通会議の中において研究、検討してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 印西市の公共交通の中心を占めるふれあいバスでございますので、ふれあいバスのルートの問題で私がこれまで申し上げてまいりました中で最も切実で重要というふうに考えておりますのは、ニュータウン地区から平岡自然公園を結ぶふれあいバスの便が全くないということです。平岡自然公園は、印西地区環境整備事業組合立の施設ではありますが、斎場や霊園のある市民の生活に密着した施設であり、また体育館や研修室、グラウンド、キャンプ場があり、市内の団体の催しや会議などもここで数多く開かれております。現在、木下地区や小林地区からここへ行く便はありますが、ニュータウン地区から直接行ける便がなく、とても困っているという市民の声を非常に多く聞いております。何年も前から何度も申し上げている件でありますので、今回市内の交通網を見直す中でぜひとも実現に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。これ市長に伺いたいと思います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  印西牧の原駅から印西斎場入り口へルートを延伸するためには、ふれあいバスの大幅な見直しが必要となってまいりますことから、今後、策定を予定しております印西市地域公共交通網形成計画の中で前向きに研究、検討してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 市民の住みよさ、暮らしやすさにかかわり、定住人口など市の将来にかかわる重要事項であると思いますので、真剣な研究、検討を期待いたします。  それでは、質問2、URの都市再生機構事務所用地の活用について再質問をいたします。(1)、令和元年度の事業方針につきまして、令和元年度は(仮称)千葉ニュータウン中央圏複合施設整備基本計画の策定業務及びUR都市再生機構事務所及び附帯施設解体工事のための設計業務を実施していくとのことでした。  そこで伺います。市はことし、令和元年5月24日から(仮称)千葉ニュータウン中央圏複合施設整備基本計画策定支援業務委託公募型プロポーザルの手続を開始しております。基本計画の策定に向けた今年度のスケジュールを伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  契約締結後の7月上旬から着手いたしまして、11月末までには施設計画の策定、来年1月上旬までに事業スキーム等を検討いたしまして、1月末には基本計画素案の策定を予定しております。その後、2月上旬にパブリックコメントあと市民説明会を経まして、3月上旬には基本計画を策定する予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) もう今年度のかなりのスピードスケジュールだと思いますが、せっかく建てるのであれば、市民が使いやすい施設にしていっていただきたいと思います。市民の意見を十分取り入れた施設にしていくためにどのような方策を考えているのか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  市民の方々に使いやすいといいますと、やはり市民参加手続を経まして、市民の声を多く取り入れていくべきだと思っております。そういった中で、今年度につきましては市民アンケートの実施や市民代表者等を構成員といたしました検討委員会の設置、またパブリックコメント、市民説明会を実施いたしまして市民の声を取り入れてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、(2)の利用計画の検討状況について伺います。  基本方針として現在さまざまな施設が入ることになっておりますが、保健福祉施設機能としてはどのようなものを考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  現段階ではございますが、保健福祉施設といたしましては、保健センター、子育て世代包括支援センター、更生保護サポートセンター、南部地域包括支援センター、子供家庭総合支援拠点等を考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、現在考えている文化芸術施設機能はどのようなものを考えているのか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  現段階におきまして、文化芸術機能といたしましては、講演会や音楽コンサートなどとして利用できる300から500席程度の多目的ホールと、絵画や陶芸など市民の文化芸術作品を展示するスペースとして市民ギャラリー等を考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 先ほどの答弁で複合施設に必要な機能及び施設について改めて各部に意向を確認したということですが、その結果新たな要望などはあったのかどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  改めて各部のほうに意向を確認したところ、まず防災機能として災害時の備蓄施設及び帰宅困難者の避難施設、あと公共交通機能としてバスの停留所、あと福祉関連機能として子供家庭総合支援拠点等の新たな要望がございました。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 機能や施設につきましていろいろ上がっているようですが、各部からの意向はいつごろまでにまとめる予定でしょうか。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  今後、基本計画の策定過程におきまして施設計画となるモデルプランを策定する予定でございます。現時点におきましては、モデルプランの検討時期は本年9月から11月ごろを予定していることから、8月末ころまでには各部の意向を取りまとめたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) UR都市再生機構事務所用地に係る施設整備方針におきまして、隣接する中央駅前地域交流館との一体的活用を図るとありますが、どのように検討していく考えか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  中央駅前地域交流館との一体的な活用につきましては、基本計画の策定に当たりまして課題事項として位置づけておりますことから、本計画の策定過程におきまして整理、検討を行う予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 民間活力の導入につきましても掲げられておりますが、どのように考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  民間活力の導入につきましても、基本計画の策定過程における本施設整備事業に最も適した事業スキームを検討する中で、民間事業者の参入意向調査、事業収支の検討等を行うとともに、民間活力の導入につきましても検討する予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 現在のURの事務所用地一帯ですけれども、中央駅前出張所や地域交流館の各施設がありまして、現在でも駐車場が不足しているような状況です。駐車場の確保対策についてどのように考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  今松尾議員ご指摘のとおり、現時点におきましても駐車場の確保というのは非常に難しい問題だと認識をしております。そういったことから、本計画の策定に当たりましては、駐車場の確保対策を課題事項として位置づけております。つきましては、今後、本計画の策定過程におきまして整理、検討を行う予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 市民ギャラリーは、以前から市の芸術文化団体などから要望がありました。市芸術文化協会などでは、決まった展示場がないため、中央公民館や高花郵政ホール、地域交流館会議室などを借りながら美術展などを開催してこられましたけれども、それぞれ展示などの際に不便な点があり、苦労があったという話を聞いております。今後具体化されるに当たっては、ぜひ実際に使用される団体や見に来られる市民の声を聞いて、よいレベルのものを目指していただきたいと思います。  また、ホールにつきましても、500席規模のものといたしましては大森の文化ホール520席があり、新たなホールがそれと同規模でよいのかどうか、以前は1,000席程度のホールといたしまして東京電機大学福田ホールを借りていた時期もありましたけれども、現在はそれもありません。こうした異なる需要に対応できるようなホールが必要ではないかという声もございます。こうした声も取り入れて検討していっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  多目的ホールの規模や座席等でございますが、議員ご指摘も踏まえまして、今後基本計画の策定過程におきまして検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、(3)、今後の予定について伺います。  先ほどの答弁では、令和2年度はUR都市再生機構事務所及び附帯施設の解体工事、施設建設のための基本設計並びに管理運営体制の検討、令和3年度に実施設計、令和4年度及び5年度の2カ年で施設の建設工事を実施し、令和6年度からの供用開始を予定しているということでございました。新施設につきましては、(2)で伺ったとおり今後市民意見も取り入れながら検討していくということですので、限られた時間の中ですが、十分に検討して進めていただきたいと思います。  それと並行いたしまして、解体工事は令和2年度から開始されるとのことですが、UR事務所は印西市地域交流館と近接しており、出張所や市民安全センター、市民活動支援センター、ファミリーサポートセンターなどで市民の出入りも多いところです。解体工事の安全性はどのように確保する考えか伺いまして、この項目については終わりたいと思います。 ○議長(板橋睦) 染谷福祉部長。 ◎福祉部長(染谷豊) お答えいたします。  今年度予定しておりますUR都市再生機構事務所及び附帯施設解体工事設計業務との中で作業ヤードの設置、交通誘導員の配置等の安全対策面につきましても検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、大項目3の学校適正配置につきまして再質問をいたします。  (1)、令和元年度の取り組み、①、小規模校についてでございます。船穂小学校は今年度、地域、保護者への説明を開始していく予定なのかどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  船穂小学校につきましては、今年度、保護者等を対象といたしました学校適正配置に関する説明会などを実施するよう現在検討しているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 本埜地区につきましては、地域、保護者の要望を受けて、今年度、本埜第一小学校と本埜第二小学校が統合し、本埜小学校が新たに開校いたしました。本埜中学校について今後どのようにしていく考えか伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  本埜中学校につきましては、本埜第一小学校と本埜第二小学校の統合により基本方針の学校適正配置シミュレーションを見直す必要がございますので、現在学校適正配置審議会へ諮問をしているところでございます。また、あわせまして、保護者、地域及び学校を考える会の皆様との協議などの実施に向けまして準備を進めているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) いずれにいたしましても、学校適正配置審議会への諮問、また地域の保護者、また地域の皆様との話し合いを十分踏まえた上で進めていただきたいと思います。  それでは、次に②の大規模校について伺います。木刈中学校について、増築工事の内容はどのように考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  木刈中学校の校舎増築につきましては、令和元年度に設計、令和2年度に工事を実施する予定でございます。工事の内容につきましては、今後の設計業務の中で決めてまいりますが、現時点での計画では、構造規模は鉄骨づくり2階建て、整備する普通教室は8室を予定しております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 木刈中学校は、今年度578人、16学級ですけれども、年々増加し、令和7年度には955人、27学級になる推計です。大規模のレベルとして県内、全国でどの程度に当たるのか伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  平成30年度の学校基本調査結果報告書において、推計におけるピーク時の木刈中学校の規模と同程度以上の中学校は、千葉県内の公立中学校377校中23校で、全国の公立中学校では9,341校中344校でございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 県内、全国でもかなり上位の大規模レベルになるということなのですが、大規模校としてどのような配慮を考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  千葉県教育委員会では教職員の配置基準を設けておりまして、その基準に基づいて学級数に応じた増置教員が配置をされております。つまり大規模校だから手が薄くなるということはございません。また、県に要望して加配教員も配置されているところでございます。県から配置された教員を活用した学級編制や少人数教育など、きめ細かな指導を実施することにより大規模校における学校運営面や教育指導面に対する課題の緩和に配慮しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 県教育委員会でも大規模に応じた配慮をしていただいているということでございますが、ピーク時に27学級ということは、1学年9クラスということになります。1学年4クラスの学校が普通だとしますと、それの2校分以上になります。ALTの配置や配慮を要する生徒への対応など考慮すべき点もあるかと思いますが、市としての取り組みはどのように考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。
    ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  大規模校におけるALTの配置日をふやして他の規模の学校との授業数の不均衡が生じないようにしたいと考えております。また、特別に配慮を要する児童生徒の対応といたしまして、学習指導員や介助員等の市の非常勤職員を学校のニーズを踏まえて適切に配置をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) よろしくお願いしたいと思います。  それでは、小学校のほう、小倉台小学校の大規模レベルはどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  平成30年度の学校基本調査結果報告書において、推計におけるピーク時の小倉台小学校の規模と同程度以上の小学校は、千葉県内の公立小学校792校中5校で、全国の公立小学校では1万9,428校中83校でございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 大規模のレベルは県内、全国ともにかなり上のほうになるのではないかと思います。県内では792校中5校ということになりますので、かなり上のほうになるのではないかと思いますが、子供たちの安心な教育環境を守っていく上でどのような配慮を考えているか伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  小学校の大規模校の対応につきましても、基本的には先ほどお答えしました木刈中学校と同様の対応ということでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 小倉台小と原小学校につきましては、増築工事の対応が終了しておりますが、推計によりますと小倉台小は令和4年度に1,292人、38学級、原小学校は令和6年度に1,024人、30学級とピークを迎えます。今後どのように対応していくのか伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  これまでも施設増改築のほか、隣接する学校と連携した通学区域制度の弾力的な運用や通学区域の見直しなどにより対応しているところでございますが、引き続き住宅開発等の状況や社会増を含めた児童数等の推移を注視し、印西市学校適正規模適正配置基本方針に基づきまして対応を図ってまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) わかりました。  次に、(2)の基本方針の見直しにつきましては、先ほど本埜中学校について、本埜第一小学校と本埜第二小学校の統合により基本方針の学校適正配置シミュレーションを見直す必要があり、現在学校適正配置審議会へ諮問をしているところであるという答弁がございましたので、再質問はございません。  それでは、次に質問4、シティプロモーションについて伺います。昨年度は、ふるさとまつりを初めとするさまざまなPR事業に加え、イルミライINZAIプロモーション動画など初めての取り組みがあり、マスコミにも何度も取り上げられ、成田と東京の間の拠点都市としての印西市の知名度が大きく向上したのではないかと思います。先日も埼玉県と千葉県を比較したある番組で印西市という名前が出まして、ゲストの女性タレントが「印西市は今どんどん成長しているんですよね」とコメントしており、ちょっと誇らしい気持ちになりました。  (1)につきましては、これまでの経過ということで、再質問はございません。  (2)、イルミライINZAIについて伺います。今年度も11月下旬から令和2年1月下旬までの間、千葉ニュータウン中央駅の北側で実施を予定しているとのことですが、委託業者は決定したのでしょうか。昨年度と違うのかどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  イルミライINZAIにつきましては、公募型プロポーザルにより、昨年度と同じ株式会社URリンケージを特定したところでございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 昨年度と同じ業者ということでございます。昨年のイルミライは、イルミネーション自体は大変よい評価であったと思いますが、点灯式でのSNSの禁止とか、いんザイ君のプロジェクションマッピング、それからクリスマスやバレンタインのイベントなどはもう一工夫を期待するという声が聞かれました。昨年の反省を踏まえて、よりよいイベントにしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  昨年度に実施いたしました来場者アンケートやSNSでの投稿等も踏まえまして、よりよいイベントとなるよう事業者と内容を協議してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 市内では他の駅圏でもイルミネーションを実施しておりますが、市としての対応はどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  毎年木下駅と小林駅ではイルミネーションを実施している団体がございますことから、本年度もこちらの団体のほうへ支援を実施する予定でございます。また、他の駅周辺でもイルミネーションを実施する団体が設立された場合には、支援につきまして検討してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、(3)の動画その他の取り組みについて伺います。  プロモーション動画「印度じゃないよ、印西市」は、観光映像大賞のファイナル10作品にノミネートされるなど話題性もあり、軽快な音楽とあわせて印西の名前を広く印象づけたのではないかと思います。今年度は動画のほかにどのようなコンテンツの実施を予定しているか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  シティプロモーションに特化いたしましたホームページの作成、またホームページと連動したフリーペーパーの作成、さらにはウエブライターによるタイアップ記事等、さまざまなメディアでの拡散ができる方策を検討しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、(4)のいんざいふるさとまつりについて伺います。  10月5日にイオンモール千葉ニュータウン屋外中央北第1駐車場で開催が決定されたということでございますが、平成30年のふるさとまつりでは市の観光協会、商工会によります木下煎餅のギネス挑戦が話題になり、新聞などにも取り上げられ、印西市の知名度向上に寄与したのではないかと思います。市民も我が市がよいことで話題になり、報道されますとうれしく、自慢に思え、愛着が増すのではないかと思います。今年度はそうした話題性のあるイベントは考えているかどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  ふるさとまつりの中で、特産品である手焼き煎餅の知名度向上を図るため、手焼き煎餅を食材に使った料理のコンテストを予定していると実行委員会からは伺っておるところでございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) ふるさとまつりもこの会場でこれまで何度か実施され、年々にぎわいが増してきたように思います。せっかくのイベントですので、来街者や買い物客ばかりでなく、市民がもっと参加するように周知を図っていただきたいと思います。  それでは、(5)について伺います。印西市は、住みよさランキングやシティプロモーション事業などによりましてテレビ番組や新聞などマスコミで取り上げられる機会もふえ、徐々に認知度も上がってきております。市への転入世帯もふえており、情報発信力の強化や選んでもらうためのまちづくりは進んでおりますが、さらに大切なのは市民が住み続けたいと思えるまちづくりではないかと思います。今住んでいる市民が笑顔で暮らせるまちは、よそから見ても住みたいまちです。印西市のシティセールスプラン実施計画では、就労支援事業、子育てヘルプサービス、高齢者クラブ活動の推進、介護予防、印西新発見バスツアー等々、多くの事業が掲げられておりますが、市の事業の一つ一つが進め方次第で市の前向きな姿勢をPRして話題になり、認知度を高めるものになるのではないかと思います。一つ一つの事業にシティセールスの切り札としての気概と誇りを持って取り組んでもらいたいと思いますが、市長の考えを伺いたいと思います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  印西市は7年連続で住みよさランキング全国1位という評価をいただいておりますが、今後におきましても住み続けたいまち、選ばれるまちとなるように、私が先頭に立ってシティプロモーションに取り組んでまいりたいと、このように考えております。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) それでは、大項目5、道路の植栽管理について伺います。  千葉ニュータウン北環状線の草刈りにつきましては、市民などにより寄せられた相談や要望をその都度道路管理者である千葉県印旛土木事務所に伝えているとのことですが、北環状線の木刈・小倉台間周辺の分離帯と歩道脇については特に状況がひどく、植栽の間から雑草が子供の背丈以上に伸び放題となり、バス停も隠れてしまうほどで、危険な状況になることが毎年繰り返されております。毎年の管理も植栽の高さで切りそろえるだけに終わっていて、間の雑草の除草自体が行われていないため、植栽の手入れを終えてから1カ月もしないうちに再び雑草に覆われてしまっております。伸びた草を植栽と同じ高さにただ刈るのではなく、雑草の根から取り除くなど、管理の仕方によって現状を改善することは可能ではないかという声もお聞きしておりますけれども、そのような声についても道路管理者に伝えているのかどうか伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  今議員が申されましたような雑草の根から取り除くなどの相談につきましても市に寄せられておりまして、既に印旛土木事務所にはお伝えしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) この地区は、周辺の千葉ニュータウン地区の地区ごとにテーマを持った景観形成などとあわせまして、ツツジの植栽の中央分離帯によって上下車線が分かれ、また低木の植栽によって車道と広い歩道が整備されたところで、きれいに整備されておりましたら、先ほどのシティプロモーションではありませんけれども、印西市のイメージ向上につながる地区だと思います。しかし、現状はススキ状の雑草がツツジの植栽の間から伸び放題に伸びまして、きょうもその間を通ってまいりましたけれども、植栽そのものがだめになってしまっているところもございます。ここの雑草の状況が余りにひどいため、中央分離帯をコンクリートで塞いではどうかというような極論も一部に出てきたりしておりますが、もともと管理さえしっかりしていればこのような問題にはならず、コンクリート化を周辺の市民が望んでいるわけではありません。同道路の牧の木戸の一丁目から大塚三丁目へ向かう部分は早くからコンクリート化されておりますが、分離帯の脇から特定外来種のオオキンケイギクなどがどんどん伸びておりまして、管理されなければコンクリート化しても同じ状況でございます。千葉ニュータウン事業では良好な景観に配慮したまちづくりが行われており、これに沿った植栽管理は印西市のイメージアップにも大いにつながると思います。また、この道路沿いには木刈中学校がありまして、中学生が毎日この道を登下校しております。感受性の豊かな生徒たちが、計画的に植栽された公共用地が草ぼうぼうになっているのを普通だと思ってしまうような状況は、すぐに改善していかなければならないのではないかというふうに思います。住みよさナンバーワンと評価される印西市の景観の観点、また教育的な配慮も含めまして、きちんとした植栽管理を道路管理者に強く求めていくべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  千葉ニュータウン北環状線における草刈り等の要望につきましては、例年数多くいただいておりますので、適切な植栽の維持管理をしていただけるよう要望してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) さまざまな観点から重要なところだと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○議長(板橋睦) これで松尾榮子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  11時25分まで休憩します。    休憩  午前11時10分    再開  午前11時25分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  3番、藤江研一議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。 ◆3番(藤江研一) 皆様、こんにちは。3番、公明党の藤江研一でございます。5月17日に開催された臨時会で私は文教福祉常任委員会所属となりました。本日は、文教福祉関係を中心に質問をさせていただきます。  ことしは、5月に入り猛暑の日が続きました。既に熱中症で子供たちが搬送されたニュースも聞いております。  それでは、まず質問項目1、安心、安全なまちづくりの(1)、市立小・中学校体育館、特別教室へのエアコン設置についてです。学校のエアコン設置は、20年以上前に子供たちが暑さのために勉強に集中できないという声を聞いた公明党の地方議員が粘り強く訴えて実現したものです。当初は子供は暑い中で育つなどの批判もありましたが、過去からの気象データを調べ、地球温暖化やヒートアイランド現象で暑さが増幅されているということを訴えて実現しました。今では全国で取り組まれています。エアコン設置は子供のためだけではありません。熊本地震では、夜の寒さなどを理由に避難所の体育館から出て車の中で宿泊する人が多く、エコノミー症候群などの二次被害を引き起こしました。また、昨年の西日本豪雨では、30度を超える猛暑と重なり、サウナのような避難所が課題になりました。そこで、印西市の市立小・中学校のエアコン設置について、質問①、普通教室、特別教室、体育館へのエアコン設置率はどうなっているでしょうか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  令和元年6月1日時点における市内小・中学校のエアコン設置率でございますが、普通教室につきましては100%、特別教室につきましては約42%、体育館につきましてはエアコンを設置した学校はございません。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 普通教室は100%、全教室に設置されているということですね。ところが、特別教室は約42%、体育館に至ってはゼロ%とのことです。先ほども話しましたが、小・中学校の体育館は災害発生時に避難所となります。質問②、印西市の指定避難所のうち市立小・中学校の占める割合はどうなっているでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  指定避難所32カ所中、市立小・中学校については統廃合も含めまして30カ所でありまして、占める割合は93.75%でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 避難所の大部分、93.75%が小・中学校であるにもかかわらず、その体育館にエアコンが設置されていない。災害は待ったなしと言われていますが、このままでは避難した市民は寒さや暑さに苦しむことになります。東日本大震災の際、印西市に住んでおられたある市民の方は、自宅のある建物に亀裂が入り、避難所に行ったけれども、体育館がとても寒くて自動車の中で過ごした。学校体育館のエアコン設置はぜひ取り組んでほしいと言っておられました。  さて、それでは他の自治体の取り組みはどうなっているでしょうか。先進自治体の事例です。埼玉県草加市では、2024年度までに市立全小・中学校の体育館にエアコンを設置することを決め、2019年度予算に設計調査費用が盛り込まれました。避難所運営に役立つ非常用電源やテレビ用アンテナなども体育館に設置される計画です。また、東京都では災害時に避難所となる公立小・中学校の体育館に冷暖房を設置する自治体への支援を始めており、2018年度補正予算では3カ年で538棟に設置する費用、また2019年度予算ではリース方式で657棟に設置する費用を盛り込んでいます。  災害発生時には調理設備のある家庭科教室など特別教室も重要な役割を果たします。千葉県市原市では、普通教室だけでなく、特別教室、給食配膳室なども含めてエアコン設置に取り組んでいます。他方で、従来体育館のエアコン設置にはバスケットコート2面分で約2,000万円かかりましたが、最近はスポットバズーカエアコンなど従来のおよそ4分の1から5分の1の費用で設置可能な新しい空調設備の開発、販売も進んでいます。導入しやすくなっており、子供と住民の命を守る安全拠点として整備できるようになっています。文京区立小・中学校25体育館では、この方式によるエアコン設置が進んでいると報じられています。  そこで、質問③、先進自治体の体育館、特別教室へのエアコン設置事例や費用低減が見込める新しい空調設備の導入可能性など調査研究していくべきではないかについて質問します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  市立小・中学校の空調設備の設置につきましては、普通教室を優先して進めており、特別教室につきましては、先ほどお話ししたとおり現在設置率42%ですが、近年猛暑に対応するため特別教室への空調設備の設置も必要であると考えておりますので、国、県等の動向を注視するとともに、情報収集に努めてまいりたいと考えております。また、体育館の空調設備につきましては、現在のところ計画はございません。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 特別教室については空調設備の整備が必要と考えているとの答弁でした。県、国等の動向注視、情報収集だけでなく、防災担当の総務部とも連携をして全教室や体育館についてぜひ調査研究していただき、早期導入に向けて検討していただくよう要望します。回答は不要です。  次に、既に設置されているエアコンが故障した場合ですが、質問④、普通教室等のエアコン故障時の修理は迅速に行えるのかについて質問します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  これまで学校から空調設備が故障したとの報告はございませんが、今後故障が発生した場合には迅速な修理を行うよう努めてまいります。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 子供と市民の命を守るため、迅速な修理を行うよう期待いたします。  次に、(2)、液体ミルクの備蓄についてです。液体ミルクは、乳児に必要な栄養素を加えた乳製品で、成分は母乳に近く、封をあければ常温のまま飲ませることができます。粉ミルクのようにお湯で溶かして冷ます必要がなく、手軽に使える利点があります。熊本地震の際にはフィンランドから液体ミルクが救援物資として届けられ、利便性の高さが注目されるようになったと読売新聞で報じられています。乳児用液体ミルクについては、昨年9月議会で橋本議員より質問し、総務部長から、災害時において有用であると認識、国内での流通はまだ時間を要することや、保存期限や費用についても未定であることから、今後の動向を注視してまいりたいとの答弁でした。  質問①、液体ミルクについての最近の動向、国内生産開始、先進自治体の取り組み、政府指針の改訂方針は把握しているかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  乳幼児を対象とする液体ミルクにつきましては、本年3月から国内において製造、販売を開始しており、先進自治体の取り組み状況といたしましては、山武市が全国に先駆けて備蓄していることを確認しております。また、政府指針につきましては、本年度に改訂を予定しております男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針におきまして、粉ミルクにあわせ新たに液体ミルクを災害時に必要な物資として位置づけるということとされておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。  政府は、昨年8月に製造、販売を解禁し、国内メーカー2社がことし3月から4月にかけて販売を開始しています。保存期限は、グリコが半年、明治乳業が1年。ちなみに、粉ミルクの品質保持期間は約1年半です。液体ミルクの価格は、グリコが125ミリリットル入り216円、明治乳業が缶入り240ミリリットルで215円です。先進自治体ですが、文京区は国産液体ミルク備蓄の方針を発表。乳児健診や両親学級、防災フェスタなどで紹介し、啓発事業を行う予定です。山武市では既に国産の乳児用液体ミルク384本を備蓄。4月には新たに450本の液体ミルクを追加しています。大阪府箕面市では、公立保育園、市役所に600本備蓄し、賞味期限が近づいたミルクは保育園での日常保育などで使い、使った分を補充するローリングストック方式を活用します。また、栃木県小山市は市消防本部に1,080本の液体ミルクを備蓄。今年度は備蓄を4,860本にふやすとともに、賞味期限が近づいたものは市内の保育施設に配布する計画です。また、政府指針で新たに液体ミルクを災害時に必要な物資として位置づける方針である点は先ほど回答いただいたとおりです。  以上のとおり、乳児用液体ミルクをめぐる環境はこの9カ月で大きく変化しており、保存期間や価格も既に明らかになったところです。  質問②、当市においても液体ミルクの備蓄を行うべきではないかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  液体ミルクの備蓄につきましては、製品の保存期間が半年から1年であり、他の備蓄食料や飲料水の5年程度と比べまして保存期間が非常に短いといった状況でございます。このようなことから、現時点におきましては災害協定などにおいて対応が可能かどうか検討してまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 製品の保存期間が短いから備蓄しないということですが、再質問です。未開封の粉ミルクの品質保持期間は約1年半とされています。粉ミルクの備蓄がどうなっているのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  粉ミルクにつきましても、消費期限が1年半ということで短いことや、地域防災計画におきまして自助として3日以上の備蓄に努めるようお願いしていることなどから、現在のところ備蓄は行っていないといった状況でございます。しかしながら、このたび男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針の見直しの方針が示されている状況もございますので、今後備蓄を行っている団体の状況も確認しながら、消費期限の迫ったものについての取り扱いや必要となる一定量の備蓄につきまして検討が必要であると、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 粉ミルクも備蓄されていないという実情に驚いております。当市には多くの子育て世代、乳幼児が住んでおられます。ぜひ粉ミルク、液体ミルクの備蓄を検討いただきたいと思います。  答弁にあった災害協定ですが、スーパーやコンビニ、薬局との協定により必要な物資を確保するものと聞いていますが、現在の流通システムは、店舗の在庫をできるだけ減らし、適時適切な輸送で補充する仕組みになっています。災害発生時には輸送がストップするため、必要な商品が入手できない可能性が高いと思われます。  再質問です。災害協定は、自販機の飲料など大量に流通しているものならよいと思うが、取扱量の少ない商品は災害時品薄になり、協定が機能しないおそれはないかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  取扱量の少ない液体ミルク等につきましては、保存期間の短いことや使用に当たっての個人のニーズなどの課題もあることから、ただいま議員のご指摘いただきました件も含めまして、まずは災害協定等の民間活用について対応が可能かどうかの検討をさせていただきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 災害協定には粉ミルクなど具体的な品名は記載されていないと聞いております。乳幼児に必要な製品が確実に確保できるよう要望し、次の質問に移ります。  次に、(3)、広域避難場所についてです。印西市では、広域避難場所として千葉県立北総花の丘公園、東京電機大学千葉ニュータウンキャンパス、松山下公園の3カ所が指定されています。  質問①、広域避難場所3カ所の収容能力はそれぞれ何人か伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  広域避難場所は、市街地における大規模な災害が発生した場合に生命の安全を確保するため一時的に避難する場所でありますことから、収容人員につきましては具体的には定めておりませんが、広大な場所を広域避難場所として指定をさせていただきまして、一人でも多くの市民が避難できる状況にしているところでございます。なお、それぞれの広域避難場所の面積につきましては、千葉県立北総花の丘公園が約50ヘクタール、東京電機大学千葉ニュータウンキャンパスが約20ヘクタール、松山下公園が約14ヘクタールとなってございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 今の広域避難場所の面積からすると、東京電機大学は全体の約4分の1を占めているということになります。昨日の金丸議員の一般質問に対する答弁では、東京電機大学は現在でも一部施設を利用中とのことでした。  質問②、東京電機大学は平成30年3月末に東京都に移転している。移転後も広域避難場所として使用できるのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現状では広域避難場所として使用は可能なものと考えておりますが、使用等の協力要請に応じていただくためには、協定書のとおり、所有者でございます東京電機大学の承認が必要な状況となってございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 当面は引き続き広域避難場所として使用できそうですが、質問③、移転後は同大学がキャンパスを他者に売却する等の可能性があるが、その場合どうするのかが課題と考えます。同大学との協定ではどのように規定されているのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  協定の有効期間は、協定締結の日から1年間ということになってございます。期間満了の日の30日前までに双方のいずれかが何らかの意思表示がないときは期間満了の日の翌日から1年間更新されるものとなっております。また、協定において更新に疑義が生じた場合については、その時点で双方で協議することとしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 協定上は期間満了の30日前までに広域避難所として使用できないとの意思表示が大学からあった場合には協定は更新されず、使用できなくなるおそれがあります。災害時に広域避難場所がどこにあるのか、また身近な広域避難場所はどこなのかということは市民にとって非常に重要な情報ですので、市民に対する周知に必要かつ十分な期間が確保できるよう、同大学と緊密な情報交換をしていただくよう要望します。回答は不要です。  次に、質問④、同大学が広域避難場所として利用できなくなった場合に、その収容能力はどのようにカバーするのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  周辺住民の安全確保のためには、東京電機大学は非常に重要な施設でありますので、確保に努めてまいりたいと考えておりますが、そういう状況になったときには慎重に検討していく必要があるというふうに認識しております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 済みません。今の答弁では目的語が明確でないため、意味がよくわかりません。広域避難場所としての東京電機大学の敷地が何らかの形で確保できるように市が努めていくという意味なのか、それともその確保ができない場合に新たな別の広域避難場所の確保に努めるという意味なのかわかりません。  再質問です。何を確保するのか、また何を慎重に検討するのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) 申しわけありません。お答えいたします。  広域避難場所につきましては、公園や公共的な空地を指定することとしておりますが、当該地区には同規模の代替施設がないことから、地域防災計画の見直しの際におきまして当該エリア全体の広域避難場所の確保について慎重に検討していく必要があるということでございます。  以上でございます。
    ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 当該エリア全体の広域避難場所確保についてしっかり検討いただきたいと思います。  次に、質問⑤、広域避難場所変更に関する住民への周知はどのように行うのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  防災情報等に変更が生じた場合につきましては、市のホームページや広報等を活用して十分周知してまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 広域避難場所の変更があるとすれば、それは地域住民にも、また当該広域避難場所周辺に勤務する方々にとっても非常に重要な情報となるので、遺漏がないように事前の周知徹底に取り組んでいただきたいと思います。回答は不要です。  次に、(4)、災害時のドローンの活用について伺います。質問①、昨年6月議会の橋本議員質問に対する総務部長答弁で、先進自治体の活用事例や災害時のドローンによる空撮にご協力いただける事業者との協定締結に向け調査研究してまいりたいとありますが、その後の調査研究結果がどうなっているか伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  災害時のドローンの活用につきましては、研修会の参加のほか、近隣自治体の協定状況等の確認を行い、八千代市、柏市、四街道市が協定の締結をしていることを確認をしております。また、当市におきましても、警察、消防など捜索等でドローンを活用する団体や、ドローンの事業主等との協定の締結に向けまして情報収集を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 先進自治体の事例ですけれども、兵庫県赤穂市は昨年4月、災害発生時のドローンの運用に関する協定をドローン操縦者の養成学校と締結しました。11月から本格的にドローン運用をスタートさせ、人や車が入りにくい災害や火災事故現場などを上空から撮影して被害状況の確認や人命救助の迅速な対応に役立てているということです。ことし2月までに3回出動し、海での人命救助や行方不明者の捜索活動に活用しました。また、火災事故現場では上空からの撮影映像を送信してリアルタイムの消火活動に貢献したと報じられています。印西市も人や車が立ち入りにくい場所が多く、災害や火災事故現場でのドローン活用は有効と考えます。ぜひ協力いただける事業者との協定締結に向けて引き続き取り組んでいただきたいと思います。回答は不要です。  では、次に質問項目2、幼児教育・保育の無償化に移ります。まず、(1)、無償化手続の円滑な実施についてです。本年3月27日、2019年度政府予算が国会で可決成立しました。また、改正子ども・子育て支援法も5月10日国会で可決成立しました。そこにことし10月から始まる幼児教育、保育の無償化が盛り込まれています。公明党が長年主張し、強力に推進してきた幼児教育無償化がいよいよ10月から実現します。全世代型の社会保障拡充が図られます。  そのポイントですが、まず対象世帯は3歳の年少相当から5歳の年長相当までのお子様がいらっしゃる全世帯が対象になります。さらに、ゼロ歳から2歳までのお子様がいらっしゃる世帯は、住民税非課税世帯が対象です。次に、対象となる施設と無償化の内容ですが、幼稚園、認可保育所、認定こども園に通う3歳から5歳児は、親の年収を問わず保育料が無料になります。ゼロ歳から2歳児は、住民税非課税世帯が対象で、保育料が無料になります。認可外の保育施設や自治体独自の認証保育所、ベビーシッター、さらに幼稚園の預かり保育は、保護者が共働きなどで保育が必要と認定された世帯に一定の上限額を設けて無償化します。通園、入所による障がい児の発達支援も無償化対象です。このように理解しております。  まず、質問①、当市における3歳から5歳児の無償化対象者数及びゼロ歳から2歳児の無償化対象者数についてお尋ねします。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  無償化の対象となります市内の児童ですが、本年6月現在の数字でございます。3歳から5歳児は約3,000名、ゼロ歳から2歳児は約260名でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 合計約3,260名の方が当市で幼児教育・保育の無償化対象ということですね。  次に、質問②、このうち既に幼稚園、認可保育所、認定こども園に入園している人数についてお尋ねします。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  幼稚園に入園しております方は約1,700名、認可保育所及び認定こども園に入園している方は約1,300名でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  補足ですが、公立幼稚園の園児数につきましては、約1,700人のうち326名となっております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。幼稚園約1,700名、認可保育所及び認定こども園約1,300名、合計約3,000名の方にはこれらの施設を通じて幼児教育無償化の制度や必要な手続に関する周知が可能と思われますので、連携してしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  では、次に質問③、認可外保育施設や幼稚園の預かり保育等は自治体による保育の必要性の認定が必要。この対象者は把握されていると思うが、対象者への周知や認定手続はどのようになっているかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  認可外保育施設や幼稚園の預かり保育等の対象は約800名と見込んでおります。対象者には、「広報いんざい」、市ホームページのほか、市役所関係機関や幼稚園、保育園等に案内を配付し、周知を図ってまいりたいと考えております。また、対象者より申請を受けた場合は、保育の必要性を審査の上、認定の手続を行ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。  昨年12月末公表された幼児教育・高等教育無償化の制度の具体化に向けた方針(関係閣僚合意)によると、認可外保育施設で無償化対象の施設は県への届け出が必要で、県と市との情報共有の強化が必要とされています。また、通園、入所による障がい児の発達支援も対象になっています。さらに、ベビーホテル、ベビーシッター利用者、認可外の事業所内保育利用者、幼稚園の預かり保育利用者も対象となる可能性があります。これらの方々にも制度周知や保育の必要性認定の手続が可能となるよう、入園保留者がたくさんいらっしゃると思いますけれども、その入園保留者として把握されている方も含め、関係施設と連携し、漏れがないようにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。答弁は不要です。  さて、次に幼児教育・保育無償化の財源、費用負担ですが、今年度、すなわちことしの10月から来年3月までは国が全額負担することになっています。しかし、来年度以降は原則として国が2分の1、県と市町村がそれぞれ4分の1を負担することになっています。  そこで、質問④、来年度以降は無償化費用の4分の1を市が負担することとされているが、当市における継続実施を確認したいとの点を質問します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  幼児教育・保育の無償化に当たりましては、子ども・子育て支援法の改正に伴うものであり、当市におきましても同法の趣旨を踏まえ継続して実施してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。法律に基づき、幼児教育・保育の無償化は継続実施すると理解いたしました。  では、次に(2)、待機児童問題に移ります。まず、質問①、認可外保育施設や幼稚園の預かり保育の施設数、定員数の推移について伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) 認可外保育施設についてお答えいたします。  本年3月に1園開園し、現在3園で、定員は49名となっております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  幼稚園の預かり保育につきましては、公立幼稚園では現在のところ預かり保育は行っておりません。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。  次に、幼稚園、認可保育所、認定こども園の施設増加、定員増の見通しについてですが、昨年12月議会での一般質問に対する答弁では5事業者と調整中とのことでした。  質問②、今後の施設設置見込み、定員増見込みについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  現在、令和2年4月の開園に向けまして保育園5園と整備を進めております。定員につきましては、437名でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) ことしの3施設に加えて、最大5施設が増加して、定員437名増員する可能性があるということですね。  この再質問ですが、現状ではゼロ歳児から2歳児の保留者数が多いわけですが、定員増と学齢のミスマッチがないかどうかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  保育園5園の整備により、ゼロ歳児から2歳児までは約220名の定員を確保する予定でございます。また、3歳児以上の定員につきましても、現在のゼロ歳児から2歳児が年々3歳児以上に移行していくことを考えますと、定員の確保することが必要となりますので、ミスマッチは生じないものと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 保育園5園の整備でゼロ歳児から2歳児まで約220名の定員を確保予定とのことです。保留者の解消につながり、子育て世代が安心できるように、引き続きの取り組みを期待いたします。  待機児童問題に関して、市内のある不動産業に従事しておられる方から、引っ越し先を検討しておられる子育て世代のお客様が、市内の景観、生活の利便性、購入予定住宅の全てが気に入ったのに、1点、当市の待機児童問題がネックとなって最終的には他市の物件を購入することになった、そのようなことが2件立て続けにあったと聞きました。子育て世代にとって待機児童問題は居住地を決める最も重要な要素の一つになっています。  質問③、待機児童解消に向けた取り組み、市の支援措置について伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  待機児童対策といたしましては、保育の受け皿と保育士の確保が必要であると、重要であると考えております。保育の受け皿の確保としましては、印西市子ども・子育て支援事業計画に基づき保育園整備を進めているところでございます。保育士の確保としましては、民間保育園等に対し、保育士等の給与に月額4万円を補助する保育士処遇改善事業費補助金及び保育士宿舎借り上げ支援事業として家賃の上限8万2,000円を補助する印西市保育園等運営費補助金を交付しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 印西市に来てよかった、住みよい都市ランキング1位に本当にふさわしいと実感していただけるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次に、質問④、他市との協力、幼稚園、認可保育所、認定こども園の相互利用の現状、今後の取り組みについて質問します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  市内に住所のある児童が市外の保育園等に入園を希望される際には、まず市に話をいただき、管外保育の協議を行っているところでございます。現在栄町や白井市など11の自治体に64名が通園しておりますが、今後も引き続き管外保育の協議を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。既に11自治体、64名が通園されているということですが、子育て世代にとって通勤途中あるいは勤務先での保育を希望される方もおられると思いますので、引き続き管外保育の協議に取り組んでいただきたいと思います。  次に、(3)…… ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員の発言の途中ですが、ここで休憩したいと思います。  午後1時まで休憩します。    休憩  午後零時1分    再開  午後1時 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  3番、藤江研一議員の質問の続きを行います。  3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 2、幼児教育・保育の無償化の(3)、保育人材の確保です。  保育施設の拡充と保育人材の確保は車の両輪のようなもので、どちらも重要です。  まず、質問①、印西市の幼稚園、認可保育所、認定こども園に勤務する保育士数の推移についてお尋ねします。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  認可保育所及び認定こども園については、保育士は、平成29年度296名、平成30年度360名と64名ふえております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  公立幼稚園の教諭数は、平成30年度が7名、令和元年度は9名でございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。昨年度は64名増、今年度も施設数の増加等に伴いさらに増加しているということでしょう。  次に、現在潜在保育士の再就職支援セミナーを開催していると承知していますが、質問②、潜在保育士の再就職支援の現状、課題と取り組みについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  潜在保育士の再就職支援といたしましては、就労支援研修会を高花保育園で毎年実施し、保育の状況や勤務条件の説明を行っているところでございます。平成30年度は、12名の方に参加をいただいたところでございます。今後も引き続き人材の掘り起こしに努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 一定の成果も上がっており、ぜひ継続実施していただき、保育人材の確保につなげていただきたいと思います。  さて、次に今年度の政府予算には保育士の処遇改善の経費も盛り込まれていると聞いています。  質問③、印西市の公立幼稚園、認可保育所、認定こども園に勤務する保育士の処遇改善の取り組みについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  先ほど2の(2)、③でもご答弁いたしましたが、民間保育所等に対し、保育士等の給与に月額4万円を補助する保育士処遇改善事業費補助金及び保育士宿舎借り上げ支援事業として家賃を補助する印西市保育園等運営費補助金を交付しているところでございます。なお、保育士処遇改善事業費補助金につきましては、3万円の補助額を令和元年度より4万円に増額しております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  公立幼稚園に勤務する教諭の処遇改善につきましては、市の職員ということで、特にございません。  以上です。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 保育士の処遇改善により必要な保育人材の確保が円滑に行われるよう願いますが、他方で時給単価の高い東京都等の保育園に優秀な保育士が引き抜かれ、欠員が生じてしまう等の声も聞きます。そこで、保育士の安定的な確保と定着を図るため、当市独自の新たな支援措置をさらに講じる必要があるのではないかとの問題意識があります。他自治体の事例として、千代田区では区内勤務者の奨学金返済を支援し、経済的な負担を軽減する事業を開始しています。月2万円を上限に、10年間にわたり最大240万円助成するというものです。  質問④、印西市独自の保育人材確保に向けた支援措置の検討が必要ではないかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  保育士処遇改善事業費補助金は、補助金4万円のうち3万円は市単独で上乗せを行っております。今後も有効な支援措置につきまして調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) わかりました。処遇改善の効果や支援措置の調査研究に期待します。  さて、次に質問⑤、公立保育園の保育士選定、採用はどのようにして決まるのかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  公立保育園の保育士の常勤職員につきましては、年齢構成等を踏まえた採用計画に基づき競争試験を実施をしております。また、任期付き職員及び非常勤職員につきましては面接試験による競争試験を実施しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 公立保育園の保育士には常勤職員、任期付き職員、非常勤職員がいるということですね。  それでは、次に質問⑥、5月に実施される派遣会社の入札により保育士を入れかえる必要があり、必要な保育士が確保できないとの意見あるが事実かについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  保育士を確保するため、一部派遣会社に人材を求めておりますが、本年は4月24日に入札を実施いたしました。前年度の事業者から新しい事業者に変更になっております。現在、不足となっております保育士を募集しているところであると伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 公立保育園の保育士にはさらに派遣会社から派遣される保育士もおられるということですね。ぜひ早急に必要な保育士を確保し、保育の現場に支障を来さないよう対応いただきたいと思います。  次に、(4)、低出生体重児向け母子手帳に移ります。まず、質問①、印西市における取り組み状況いかんについて伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  低出生体重児向け母子手帳はございませんが、市といたしましては、2,000グラム以下で出生したお子さん等を対象とした未熟児養育医療の申請の際に、小さく産まれた赤ちゃんのママとパパへ「低出生体重児を持つ親御さんへのアドバイス」という冊子を配付しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 母子健康手帳は、国が定めた様式に基づき市町村が作成しますが、低出生体重児への配慮はなされていません。低出生体重児は2,500グラム未満で生まれる子供で、出生児全体の約1割を占めます。静岡市のあるお母さんは、2002年に双子を出産されましたが、体重は2人とも1キログラムに満たなかった。体重の変化を書き込む折れ線グラフは、発達曲線の目盛りが2キログラムからで、記入することができませんでした。また、物をつかみますかなどの行動ができたかどうかをはい、いいえで記す成長記録でも1カ所もはいを書けなかった。母親失格と自分を責め、母子手帳を開くのもつらかったということです。低出生体重児の母親が悲しい思いをしないよう、子供の成長を喜べる母子手帳をつくろうと決意したこの母親は、リトルベビーハンドブックを作成。その後、この方の話を聞いた名古屋市でも母子手帳「なごやリトルベビーハンドブック」が作成され、この4月から配付するなど広がりを見せています。同ハンドブックには多くの先輩ママの応援メッセージを掲載。発達曲線は体重ゼログラムから始まり、成長記録もできたかどうかではなく、できた日付を書く形式にし、母親の不安を取り除く内容になっています。このような状況を踏まえて、福岡県でも低出生体重児向け母子手帳「小さな天使親子手帳」の改訂準備を進めています。先進自治体での取り組みが広がるとともに、より母親の不安を取り除く内容に進化しています。当市でもすばらしい冊子を作成しておられますので、ぜひバージョンアップいただきたいと思います。  質問②、先進自治体の取り組み等を踏まえて、低出生体重児向け母子手帳の採用を行うべきではないかについて質問します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  低出生体重児、特に1,500グラム未満で出生されたお子さんと家族にはきめ細やかな支援が必要だと認識しております。市といたしましては、先ほど議員よりご提案がありました先進事例を参考に、支援につながるような方法を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上、質問を行ってください。  3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) 冊子「小さく生まれた赤ちゃんのパパとママへ」の改訂など、ぜひ前向きにご検討いただきたいと思います。答弁は不要です。  最後に、質問項目3、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた企画についてですが、質問(1)、印西市において現時点で予定している企画内容について伺います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  本市における今年度の取り組みといたしましては、東京2020オリンピック・パラリンピックへの興味、関心を高め、スポーツへの取り組み意欲の向上を図るため、女子ソフトボール日本代表アンダー19の強化合宿の受け入れや、小・中学生を対象とした日本人オリンピアンによる陸上クリニックの開催、さらにはパラリンピック競技でありますゴールボールなどの体験会を実施する予定でございます。  今回のオリンピック・パラリンピックにつきましては、千葉県内においても数多くの競技が実施されることから、千葉県内で実施されるオリンピック・パラリンピック競技を中心に啓発や機運醸成に取り組み、東京2020オリンピック・パラリンピックを市といたしましても盛り上げてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(板橋睦) 3番、藤江研一議員。 ◆3番(藤江研一) ご回答のあった現時点で予定している企画や啓発、機運醸成の取り組みについては、引き続き成功に向けてご尽力、具体化の検討をしていただきたいと思います。また、当市出身五輪出場選手の応援や、可能であれば商業施設、映画館を利用した五輪中継放送の応援、いわゆるパブリックビューイングなど、夢のある企画検討にもぜひ取り組んでいただきたいと思います。  最後に、質問(2)、市民が集い一緒に観戦、応援できる場や、在留、訪日外国人との交流の場の提供など夢のある企画を検討してはどうかについて伺い、以上で3番、藤江研一の質問を終了します。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  市では、昨年度、アメリカ陸上競技連盟のコーチを招き、陸上クリニックの開催や、女子ソフトボールカナダ代表チームの強化合宿の際、市内小・中学校を訪問し、選手たちと交流を行うなど、海外の方と触れ合う機会を提供してきたところでございます。東京2020オリンピック・パラリンピックに向けまして、市といたしましては、成田市、佐倉市とともにアメリカ合衆国のホストタウンとして登録をしておりますことから、今後もホストタウンの取り組みの事業の中で小・中学生を中心に交流の場を提供してまいりたいと考えております。また、女子ソフトボールカナダ代表チームがオリンピックの出場権を獲得した場合には事前キャンプの誘致に取り組むとともに、小・中学生との交流の場を提供してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) これで藤江研一議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  引き続き個人質問を行います。  11番、浅沼美弥子議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。 ◆11番(浅沼美弥子) 11番、公明党の浅沼美弥子でございます。一問一答方式で個人質問を行います。  1、大森から中ノ口を経まして、県道市川印西線の南側、木下街道沿いに沿うように続いております金山落用水路について。  (1)、歴史的背景と現状について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  金山落の歴史は古く、文献等によりますと、手賀沼干拓において手賀沼の南側から流入する排水に対処するための水路といたしまして、享保12年、1727年ごろにつくられたということでございます。当初の金山落は、金山村、現在の柏市金山から開削をいたしまして、名内、平塚、浦部、亀成の村々を経まして発作から関枠に至り、現在の六軒川付近に合流させていましたが、洪水によりまして干拓地が大きな被害を受けたため、発作から関枠に至る水路を廃止いたしまして、流路を変更して現在の県道市川印西線に沿うように下流まで新しい水路が開削されたと記録されているところでございます。その後につきましては、河川改修等によりまして水路の下流部分が埋め立てられまして、宅地や道路に姿を変えることになりました。また、現在でも水路機能を残している部分がありますが、これらの土地は特定の用途を持たない普通財産として市によって管理をしておりまして、国道356号及び県道市川印西線の歩道の排水路として千葉県へ貸し出すとともに、主に宅地の出入り口として利用されているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員
    ◆11番(浅沼美弥子) 現在は千葉県等に貸し出しをしている部分が多いということなのですけれども、貸し出し部分についての現状についてお伺いいたします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  平成31年4月1日時点で申し上げますと、歩道及び排水路といたしまして千葉県に4,578平方メートル、距離にいたしますと約1,150メートル、宅地の出入り口や敷地の一部として個人及び企業に20件、1,149平方メートル、距離にいたしますと約350メートルを土地の貸借契約を締結しておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、(2)です。  これまで金山落水路につきまして要望、また苦情、相談等ございましたでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  本年3月に要望が1件ございました。内容といたしましては、水路に土が堆積をいたしまして、大雨の際に周辺の土地に水がたまるとして、旧来の土水路を掘り下げてほしいというものでございます。また、水路の状況が直接的な原因とは言えませんが、過去には大雨による影響で家屋浸水の可能性があるとして消防団が排水作業を行ったことがあるということを伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 本年3月に要望が1件ありましたということなのですけれども、これの進捗状況をお伺いいたします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現在県のほうに貸し出しているわけでございますが、県道等の整備を行い、管理を行う県の印旛土木事務所に確認をいたしましたところ、現在対応方法について検討しているというふうなことで伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 次に、(3)です。  この金山落用水路についての課題についてはどのように認識をされているのかお伺いをいたします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  県道市川印西線に沿って存在する金山落には旧来の土水路が残っておりますので、土砂の堆積や草の繁茂による排水機能の低下があると認識をしております。水路の水が滞留し、水位が上がることは近隣住民の方に不安を与えることとなりますので、県道の排水路として土地を使用する千葉県に対しまして適切な維持管理を行っていただくよう促してまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 千葉県が行うべき適切な維持管理とは、市はどのように考えておりますでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  排水路の維持管理につきましては、千葉県と締結をいたしました土地の使用貸借契約書の中で貸し付け物件の保全義務をうたっております。水路は、その性質から、土砂等が堆積すると機能が失われ、低い土地が浸水するおそれもありますので、これを未然に防ぐためには水の流れを阻害している土砂や雑草、ごみなどを取り除くといった管理が必要であると、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 定期的な維持管理が必要だと思うのですけれども、これまで印西市は県とその定期的な維持管理等につきまして協議を行ったことがありますでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  土地使用貸借契約の更新時や水路機能の回復を千葉県に求める際には定期的な維持管理についても指摘をしているところでございますが、水路が特定の用途を持たない普通財産として市が千葉県に貸し付けており、使用者である千葉県の責任において維持管理が行われるものであるということから、積極的な協議ということまでは行っていないところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 実はこの水路、私これまで道路と同様に千葉県のものだと思っておりました。これまで12年間市議をやらせていただきまして、これまでこの用水路に関しましていただきました相談、全て直接県につなげてまいりました。例えば大森小学校付近のこの用水路の柵で、ないところがありました。そこ危ないから柵をつくってほしい、あるいは亀成の松山下公園のほうに行きましては、かなりこの用水路深くなっておりまして、そして木が生い茂っておりました。クリの木なのですけれども、このクリの木にはクリの実がなっておりました。どれだけほったらかしたのかなという感じが当時いたしました。そのように県に直接要望いたしまして改善をしてきたわけなのですけれども、今回の選挙等で皆さんの、市民の方からのさまざまな声をお聞きしている中で、大森小学校付近のこの用水路の隣、もうすぐ脇におうちが建っていらっしゃる市民の方から声をいただきました。この付近は三面コンクリ張りになっている水路になっております。もし地震が来てこの水路が壊れたら、もう我が家も倒れてしまうと。長年にわたってこの水路ほったらかしにしてあるけれども、大変不安だ、そういう声が寄せられました。そこで、改めまして私この水路について、調査まではいかないのですけれども、ちょっと確認をさせていただきました。この先に、大森の小学校からずっと先に、中ノ口交差点から木下街道をずっと行きますと自動車教習所が左側にございますが、その付近は、先ほどの要望にもありましたけれども、土水路、要するにコンクリ張りになっていない土水路となっておりまして、斜面も崩れております。さらに、そこにあります土管、これはもう土砂が堆積しておりまして、もう完全に詰まっていて、排水路とは言えないほどひどい状況でした。聞くところによりますと、この場所の脇のお宅では、これまで過去に床上浸水の被害に遭っているということをお聞きしました。そこで、先日改めてこのおうちの方からお話を伺ってまいりました。そのお話によりますと、平成25年10月の台風で県道市川印西線からの雨水が流れ込んで、朝6時ごろ、もうみるみる増水いたしまして、床上40センチから50センチまで浸水してしまったと。1時間後にやっと水は引いたのですけれども、畳、それから布団はもちろんのこと、電話機、それから炊飯器、それからレンジ、トースター、こたつなどがもう全部使用できなくなってしまったそうです。当時、社会福祉協議会や赤十字社、それから市からも市長がお見えになって、お見舞いに来られて、お見舞い金をいただいたそうですが、とてもそれでは足りないということで、本当に親戚等から布団をいただいたりしながらそれを乗り越えてきたそうでございます。そのお話を聞きまして、それからそのお宅はもうそういうふうになっては困るということで、雨がいっぱい降った日等はその水路を必ず見に行って、もうたまって浸水しそうになる前に市のほうに連絡して、1度消防に来ていただきまして、その水を反対側のほうにポンプでくみ出していただいて事なきを得たということです。先ほどその様子をご答弁いただきましたけれども、そういう状況です。それからもう何年もたっておりますが、一向に改善していません。ますます土砂は積み上がっていくばかりでございます。  今回これを調査する中で初めてこの金山落が市の普通財産であるということが偶然わかったわけです。そこで今回抜本的な解決策、しっかりと、やっぱり市の所有物でもありますし、関係各課とご尽力いただいてちゃんと解決していただきたいなと思うのです。それで、やっぱりほったらかし、答弁でも県道からの水が原因だとは言えないなんてさっきおっしゃっていましたけれども、もう現地見ていただければはっきりとわかりますので、しっかりと対応をしていただきたいと思うのです。  そこでお伺いいたしますが、(4)、整備計画の策定など検討するお考えはないでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  今議員のほうからさまざまご指摘いただいた点につきましては、やはり土地の所有者としての立場からも課題であるというふうな認識をしているところでございます。過去には1本でつながっておりました水路も現在は途切れている箇所もあるという状況の中で、庁内及び関係機関、県のほうとも連携を図りながら、まずは流路や水路の利用状況を把握するとともに、課題の整理に取り組んでまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 今お答えいただいているのは、管財課ということで総務部長からのご答弁をいただいているわけでございますけれども、回答といたしましては、担当といたしましては土木管理課、下水道課、それから建設課ということで名を連ねていただいていると思いますので、今後はそういったところも参加していただきながら解決の方向に向かっていくと思われますけれども、窓口の一本化というか、そういった点で必要ではなかろうかと思うのですけれども、今後どこが中心になってやっていただくのかということについて確認をしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  今議員のほうからご指摘あったように複数の課にまたがるような部分も当然あるかと思いますが、今普通財産として管財課のほうで管理をしているといったことで、そういったこともございますので、当面は財産を管理する管財課が窓口的な役割を担うということになるということで考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) この金山落用水路なのですけれども、今もご答弁でもありますように、まず現状の把握がまだできていないということで認識しておりますので、これ以上お聞きしても明快なお答えはちょっといただけないと思います。まずはもう各課がそろって、プラス県にも連携をとりまして一緒に現地の調査、これをまずはやっていただきたいと思います。それで、県のほうに道路の排水ということでお貸ししているわけなのですけれども、この水路、県の管理する道路の排水につきましては、実はこの金山落の南側だけではなくて反対側のほうにも雨水が流れていってしまって、そしてそこでお店等をやっていらっしゃる方から雨が降ると店の前に水がもうたまってしまって商売に支障を来すというような声もいただいていまして、もう2年がかりで私もこれ取り組みさせていただいているのです。そういったこともやっぱり千葉県に、排水路としてお貸ししているということですから、それも含めまして、しっかりとまた連携しながら現地調査等をしていっていただきたいと思います。私も県のほうにも何度も連絡し、調査等もしておりますので、一緒になって一歩でも解決できるようにしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  きのうですか、海老原議員が長く住んでいるとその土地のいいところも、常に目にしているから、わかりづらいという話がありましたけれども、これいいことでも悪いこともそうだと思うのです。市民の皆さん余り声出しませんよね。床上浸水の方もそうだけれども、普通はもう何でと言うと思うのですけれども、言わないのです、在の人たちは。だけれども、そういった声にやっぱりしっかりと取り組まなければもう何にも変わらないです。それが当たり前になってしまっていて。でも、そういったところをしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それでは、2の通学路、幼稚園、保育園の散歩コースの安全対策について、(1)、通学路における安全点検と対策について伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  通学路につきましては、印西市通学路交通安全プログラムに基づき、各小学校が毎年、学校安全諸団体の協力を得ながら通学路の危険箇所を抽出し、市教育委員会へ報告することとしております。市教育委員会は、学校から報告された内容を取りまとめ、同プログラムに基づき、交通安全アドバイザー等の専門家及び市民活動推進課、建設課、土木管理課などの関係各課や印西警察署、千葉県印旛土木事務所などの各機関との連携を図り、県と協議した上で合同点検を実施いたしまして、整備、改善等の対策を講じているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 当市では通学路交通安全プログラムに基づいてPDCAサイクルで継続的に実施をしているということでございます。取り組みの推進体制がしっかりと構築されていると認識しております。  その上で、今般の全国的な子供が犠牲になる事故、事件を受けまして、不足している支援はないのか改めて確認し、必要な対応を図っていく必要があると思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  滋賀県大津市において保育所外での移動中に園児2名が亡くなるという痛ましい事故を受け、令和元年5月10日付で文部科学省から幼稚園及び特別支援学校幼稚部の安全管理の徹底について通知がございまして、幼稚園、小・中学校へ周知したところでございます。また、各学校では安全な歩行の仕方や安全確認、自転車の交通ルールやマナーの遵守を改めて指導するとともに、見守り活動の強化や危険箇所の安全点検等、登下校の安全確保に努めるよう周知しているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) これから各学校が点検をいたしまして、点検事項、要望等が上がってくるわけですよね。その点検に際しまして、今般の事故、事件を踏まえて、特に通学路の交差点の安全対策の状況や子供たちの集合場所等の安全対策の状況などをしっかりと把握できるように各学校に依頼する考えはございませんでしょうか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  通学路安全プログラムに基づきまして夏期休業中に各小学校で行う点検につきましては、大津市での事故や川崎市での事件も踏まえまして、通学路の現状把握に努めるよう校長会議などによりまして各学校へ依頼したいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 次に、(2)です。  幼稚園、保育園の散歩コースの安全点検と対策について伺います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  公立幼稚園についてお答えいたします。公立幼稚園につきましては、先般のイノシシの遭遇などの危険を回避するために、現在2園とも散歩は実施しておりません。  以上です。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) 保育園についてお答えいたします。  保育園の散歩を行う際には、コースを事前に把握し、児童の安全を確認できるよう保育士複数が同行しまして安全対策に取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 幼稚園のほうなのですけれども、3歳児クラスもある中、今散歩を行っていないという現状です。車より怖い、現実的なイノシシということなので、そういった中、現状について、教育上問題はないのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  現在、日常的な園庭での遊びやバスでの園外保育などを積極的に実施しているところでございます。これらの活動を通しまして、幼稚園教育の狙いである自分の体を十分に動かし、進んで運動しようとする意欲や、身近な環境に親しみ、興味や関心を持つ態度などが養われておりますので、教育上問題ないものと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 保育園の散歩コースの再検討、今般の事件、事故を受けまして、再検討が行われたのでしょうか。その点についてお伺いいたします。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) それでは、お答えいたします。  やはり大津市での事故を受けまして、各園では散歩コースの危険箇所について話し合いの場を設けて、職員によりますコースの下見などを実施した上で、必要により散歩コースの見直しを行っていると伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 現在散歩コースの見直しを行っているということなので、保育課、健康子ども部としてはまだその結果については把握されていないということでよろしいですか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  詳しいところまでは、まだうちのほうでは把握してございません。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) しっかりその検討状況を吸い上げて、必要であれば関係各課等につなげていくということはやっぱり今後必要ではなかろうかと思うのですが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  現在ですけれども、私どものほうでは教育委員会のような推進体制の構築はできておりません。散歩の安全対策ということにつきましては、きのうの山田議員のご質問にも一部答弁いたしましたが、国のほうからも文書化とか見える化の話が出ておりますので、例えば交通安全の、あるいは防犯マップのようなものをつくっていけるように、連絡調整会議とかございますので、そういうところで周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 3の農産物等移動販売事業についてお伺いをいたします。  (1)、事業の状況を伺います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  JA西印旛が行っております農産物等移動販売事業につきましては、市内で生産されました地元農産物の地産地消を推進するため、平成27年度に国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用して始めた移動販売車による農産物などの販売事業でございます。販売につきましては、市内17カ所を火曜から金曜まで、設定した曜日、時間に巡回しまして、印西産のお米、旬の野菜、果物を中心に生鮮食料品や加工品などを販売しているものでございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、この2年間の販売実績、把握しておりますでしょうか。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  JA西印旛によりますと、移動販売車による実績は、平成29年度が415万2,775円、平成30年度が476万1,306円とのことでございました。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 次に、(2)の課題についてはどのように把握しておられるか伺います。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  JA西印旛によりますと、市内17カ所の販売場所を巡回し農産物等を販売しておりますが、利用者の少ない場所もあるため、利用者の増加が図れるよう販売ルートの見直し等が課題であると伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 販売ルートの見直しが必要、課題であるということなのですけれども、(3)です。事業内容の見直しが必要ではないかということで、市としては何ができるでしょうか。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  JA西印旛では、利用者の少ない販売場所があること、高齢者や買い物に困っている人が多い地域があることから、市民からの要望などを踏まえ、今後販売ルートの見直しを行いたいとのことでございます。市といたしましては、これまでもJA西印旛と協議をし進めてまいりましたので、今後も市民ニーズを踏まえながら見直しに協力してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) この移動販売を必要としている高齢者等が多い地域や、また買い物に困っている人が多い地域などのそういった情報等、市が持っている関係各課のデータ等を提供するなどの協力は可能でしょうか。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  既に一般に公開されているものにつきましては、提供は可能であると考えております。また、公表されていないものに関しましては、関係課と協議の上で、可能な範囲で提供してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 市民ニーズを踏まえながらというご答弁がございましたけれども、ニーズの把握について市ができること、検討していることはありますでしょうか。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  関係課からの情報やJA西印旛に寄せられている市民からの要望等により市民ニーズを把握してまいりたいと考えているところでございます。また、同様の事業を行い販売実績を伸ばしている自治体の状況なども調査研究してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 関係の機関に出向きまして、ちょっとお話を伺ってまいりました。ただ農産物等をたくさん販売するということだけではなく、地域に入りまして、市民の方々との触れ合い、また週に1回来てくださるのをとても楽しみになさっている方々との触れ合い等、非常に福祉的な意義をしっかりと感じてこの事業を行ってくださっているというのを感じまして、非常に感銘を受けました。しっかりと関係者、機関と協議をしていただいて、よりよい事業にしていただければと思っております。この関係機関との話し合いについて、具体的な日程というのは決まりましたでしょうか。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  今年度の印西市農業連絡会議の予定でございますが、今月6月27日にJA西印旛と印旛農業事務所の職員が出席し、開催を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 4、市民サービスの向上について、(1)、子育てワンストップサービスの拡充、電子申請サービスに就労証明書を追加する考えはないか伺います。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  子育てワンストップサービスには就労証明書作成コーナーが設けられており、就労先の証明書を作成する担当部署の方が使用して作成することが可能となっております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) この周知なのですけれども、周知はどのようにされたのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。
    ◎健康子ども部長(小川誠一郎) こちらのサービスにつきましては、保育のほか、児童手当、児童扶養手当、母子健康関係の申請が行われるシステムになっておりまして、市のホームページにより周知を図っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) この就労証明書の申請サービスができるようになったのは、昨年の10月から可能になったサービスで、今お答えになったのは、それ以前から市が行い始めたときに初めてホームページで周知をしたということで、この申請サービス、就労証明書が追加されたということは特に広報はしていなかったと思います。今後は、いろんなサービスができる時点で細やかに周知をしていただきたいと思っております。  それで、今この電子申請件数の、実績はあるのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  これまで子育てワンストップサービスによります申請はございません。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ちょっとびっくりしたという一面もありますけれども、やっぱりという一面もありまして、これにはマイナンバーカードが必要ということもありますよね。今、市のマイナンバーカードの交付率が12.78%くらいだったと思いますので、まだまだ低い状況の中だと思います。そういったこともあると思うのですけれども、いつぞや印西市県内1位という、印西市と出たのです。それはなぜかというと、国勢調査だったと思うのですけれども、ホームページからというか、パソコンからその申請するのが一番多かった、千葉県の中で1位だったという報道だったと思うのです。だから、非常にそういうのにたけている印西市なのではないかな、市民なのではないかなと思ったので、1件もなかったというのはまたいろいろ調査研究していただかなければならないと思うのですけれども、ぜひ調査研究していただきたいと思います。この電子サービス、ぴったりサービスというのがページがありまして、こういうところのページも各市の状況を見ていただいて、工夫が必要なのではないかなと思います。この申請ができるようにしっかりとした対応策を何かお考えでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  ただいまちょっとご紹介いただきましたぴったりサービスというものにつきましては、市のホームページ、こちらの保育園入園のページから利用できるように対応してまいりたいと考えております。それ以外に周知のほうにも努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) この印西市のページの中で詳しいことはこちらへという関係リンク先がありましたけれども、それがアクセス不能になっておりました。組織改編の影響かわからないのですけれども、早急に改善すべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  議員からのご指摘のとおり、関係リンク先への不備がございました。こちらにつきましては、改善するように早急に対応してまいります。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、4の(2)です。  パスポートの申請等を月に1回でも土日可能にすることはできますでしょうか。可能でしょうか。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  千葉県の旅券事務の権限移譲に係る基本方針、こちらによりますと、申請の受け付けについては過去の旅券の交付状況を県に問い合わせるという、こういった事務が伴います関係上、平日のみの受け付けで、午前9時から午後4時30分までとされており、土日受け付けというのはできかねる状況でございますが、交付の窓口、交付につきましては市町村の判断で延長及び拡大することができる旨が規定されております。当市におきましては、昨年10月からパスポート窓口を開始いたしまして、現在8カ月が経過いたしまして、おおむね事務量等の把握ができてまいりましたので、今後交付窓口の延長及び拡大について検討してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(板橋睦) これで浅沼美弥子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  午後2時10分まで休憩します。    休憩  午後1時56分    再開  午後2時9分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  18番、軍司俊紀議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。    〔18番、登壇〕 ◆18番(軍司俊紀) 皆さん、こんにちは。18番、軍司俊紀でございます。通告に基づき、1問目一括、2問目一問一答で一般質問をいたします。  早速質問に入ります。1番、消費税引き上げに伴う印西市の対応について。本年の消費税率引き上げに伴う対応として、昨年12月20日、国の経済諮問会議では9つの予算、税制措置等を公表し、その中でマイナンバーカードを活用した消費活性化が提案された。その後、総務省でマイナンバーカードを利用したプレミアムポイントについて説明会が開催されているが、印西市は今後どのようなスケジュールで対応していくのか。  (1)、マイナンバーカードの市内での発行状況はどうなっているのか。  (2)、マイキープラットフォーム運用協議会への参加状況はどうか。  (3)、個人番号カード利用環境整備補助金の申請について、どのような状況か。  大きい2番、印西市における公共施設等総合管理計画について。印西市では、今後の人口減少やさらなる高齢化の進展、厳しい財政状況等を見据え、長期的な視点を持って公共施設及びインフラ資産の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的に、印西市公共施設等総合管理計画を一昨年3月に策定し、計画の推進を進めていると考えるが、一方で公共施設の再配置や新設に対する要望も多く見られる。以下を問う。  (1)、ファシリティーマネジメントについて明文化は行われないのか。  (2)、永治小学校跡地等利活用について、サウンディング型市場調査を実施すると周知されている。  ①、実施要領の公表は十分か。  ②、インセンティブについてどのように考えているのか。  ③、庁内の連携体制はどうなっているのか。  ④、平成30年度末に統廃合となった小学校について同様の手法をとるのか。  (3)、ふれあい文化館の大規模改修は今年度から計画されているが、市民の意見は取り入れられるのか。  大きい3番、子ども・子育て支援について。  (1)、5月15日に印西市では令和元年7月入園募集への申し込みを希望される方を対象とした令和元年5月15日現在の市内認可保育園(公立、私立)、認定こども園、小規模保育事業の空き状況を公表した。  ①、保留児童253名という現状をどのように捉えているのか。  ②、令和2年4月には新規で5園開園予定と聞くが、待機児童はゼロになるのか。  (2)、保育園の散歩コースにおける危険箇所の点検及び安全対策等は図られているのか。  (3)、幼保無償化について市の対応は進んでいるのか。  (4)、学童保育に対して要望が寄せられるが、以下について確認する。  ①、小倉台第3学童、牧の原第2学童の設置は進んでいるのか。  ②、夏休み対応は十分か。  大きい4番、消防の広域化について。千葉県では、千葉県消防広域化推進計画を平成30年度末に策定し、公表した。印西市では栄町との広域化についてどのように考えているのか。  大きい5番、牧の原駅圏の将来について。  (1)、草深公園の池の水がよどみ、ごみもあり汚いという声が届く。池の水を抜いて清掃すべきではないか。  (2)、牧の原四丁目と五丁目の交差点について、以前から信号の設置要望を上げているが、早期設置はできないのか。  (3)、西の原四丁目周辺の道路が暗く、街灯の設置が求められている。市では現状を把握しているのか。  以上、執行部の答弁を求めます。 ○議長(板橋睦) 暫時休憩します。    休憩  午後2時14分    再開  午後2時14分 ○議長(板橋睦) 再開します。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 軍司俊紀議員の個人質問に対し答弁をいたします。  2の(2)、③については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  2の(2)、③についてお答えをいたします。本市の公共施設跡地等活用方針では、活用を検討する際の基本的な考え方のほか、活用に向けた手続の流れや関係部署の役割などを定めております。現在実施しております永治小学校跡地の利活用に係るサウンディング調査につきましては、本活用方針に基づき、施設を所管する教育委員会と関係する管財課及び資産経営課が連携を図り、活用に向け取り組んでいるところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。    〔市民部長、登壇〕 ◎市民部長(岩﨑博司) 1の(1)についてお答えいたします。  平成31年4月末現在、1万2,688枚のマイナンバーカードを交付しております。なお、交付率といたしましては12.78%でございます。  次に、5の(2)についてお答えをいたします。牧の原四丁目と五丁目の境にある交差点につきましては、市職員により現地の確認を行いましたところ、片側1車線の道路が交差する十字路交差点で、歩道が設けられており、見通しはよい交差点でありましたが、五丁目側は一時停止規制されていますが、四丁目側は規制がなく、時に自動車が速度を落とさず通過していくという状況でございました。また、同所の交差点は通学路となっておりますが、信号機のない横断歩道を児童が約230人横断しており、朝の通勤車両と時間帯が交差する状況などがございましたことから、牧の原小学校やPTAの方々から信号機設置の要望をいただいております。市といたしましては、信号機のない交差点の横断歩道を児童が多数横断していること、また同地域の開発が急速に進捗しており、近い将来急激な交通量の増加が見込まれること、それから一時停止の規制が一部のみであることなどの現状を印西警察署にお伝えをいたしまして、信号機の設置を要望しているところでございます。  次に、(3)についてお答えをいたします。市では、毎年各町内会に防犯灯の設置希望調査をいたしまして、これをもとに防犯灯の整備を市内全域で行っているところでございます。ご質問の西の原地区の自治会からは、平成30年度までの実績で申し上げますと、平成28年度には9台、29年度には3台、30年度には1台の要望がございまして、防犯灯を新設いたしたところでございます。今後につきましても町内会からいただいた要望をもとに現地の状況等を確認をいたしまして、順次その設置について検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(古川正明) 1の(2)についてお答えいたします。  マイキープラットフォーム運用協議会の参加につきましては、来年度、国において消費税率引き上げに伴う消費活性化策となるプレミアムポイントの事業実施に先駆けて参加する予定でございます。  次に、(3)についてお答えいたします。本年3月に国主催によるマイナンバーカードを活用した消費活性化策に関する説明会において、今年度プレミアムポイントの事業に係る準備経費として個人番号カード利用環境整備補助金が交付される予定でございます。当該補助金交付要綱につきましては、今後正式に決定されることとなっており、本市といたしましては、必要経費の積算等、関係部署が連携し対応してまいりたいと考えております。  次に、4についてお答えいたします。千葉県が平成31年3月に再策定いたしました千葉県消防広域化推進計画では、対象市町村と隣接等の状況を考慮し、広域化協議を検討する地域について、複数のパターンが表示されておりまして、隣接する栄町が特定小規模消防本部に該当していることから、栄町を含む印西地区と成田市の広域化のパターンが示されております。当印西地区におきましては、当該計画に定める広域化対象には該当していないことから、現在検討していないところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長(酒井和広) 2の(1)についてお答えいたします。  本市の公共施設等総合管理計画では、将来の人口減少や少子高齢化の進行等に伴う厳しい財政状況を踏まえ、今後も適切な市民サービスを提供するため、公共施設等マネジメントの基本的な考え方を示しております。市といたしましては、引き続き公共施設等総合管理計画で示した考え方に基づきまして公共施設マネジメントを推進してまいりたいと考えております。  次に、(2)の①についてお答えいたします。永治小学校跡地の利活用に係るサウンディング調査の実施につきましては、去る5月20日に市のホームページにおいて公表いたしました。また、あわせていんざいインフォメーションにより報道機関への情報提供を行いまして、現在参加事業者を募集しているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。サウンディング調査につきましては、民間事業者との対話を通じ、市場性の有無や公募に向けた課題等を把握するため市が実施するものでございますが、参加事業者にとりましても、みずからのノウハウと創意工夫を事業に反映し、参入しやすい公募条件等にできる可能性がございます。市といたしましては、調査で把握した民間事業者の考え方等を参考にしながら、公募に向けた課題の抽出や公募条件等について検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。    〔教育部長、登壇〕 ◎教育部長(伊藤哲之) 2の(2)、④についてお答えいたします。  宗像小学校と本埜第二小学校の跡地等につきましては、これまでの地域の皆様との話し合いの経緯なども踏まえ、教育委員会において現在その活用の可能性を検討しているところでございます。  次に、(3)についてお答えいたします。令和元年度に設計、令和2年度、3年度に改修工事を予定しているふれあい文化館につきましては、館内の公民館、児童館、老人福祉センター及び図書館の各施設において今年度利用者の皆様にアンケートを計画しておりまして、ご意見等を可能な限り設計に反映させていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。    〔健康子ども部長、登壇〕 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) 3の(1)、①についてお答えいたします。  令和元年7月入園募集における保留児童につきましては、ゼロ歳児が55名、1歳児が102名、2歳児が75名、3歳児が9名、4歳児が11名、5歳児が1名、計253名となっております。現状ではゼロ歳児から2歳児までの保留が全体の約9割を占め、需要が高い状況であると認識しております。  次に、②についてお答えいたします。令和2年4月に民間保育園5園の開園を予定しており、現在準備を進めているところでございます。この整備によりまして待機児童はおおむね解消されるものと見込んでおりますが、現在も子育て世代の方の転入が続いておりますので、状況を注視してまいりたいと考えております。  次に、(2)についてお答えいたします。先ほどの浅沼美弥子議員のご質問にお答えしたとおりでございます。  次に、(3)についてお答えいたします。幼児教育、保育の無償化につきましては、本年5月10日に法案が可決され、5月30日に国が県に対し説明会を行い、6月7日に千葉県より説明を受けたところでございます。市といたしましては、近隣市町の動向を注視しながら、今後の具体的な対応を詰めてまいりますが、まずは住民への周知及び関係施設への説明等を行ってまいりたいと考えております。  次に、3の(4)、①についてお答えいたします。小倉台第3学童クラブにつきましては、本定例会に工事費等の補正予算を上程しているところでございます。牧の原第2学童クラブにつきましては、平成31年度当初予算に設計費を計上しており、現在設置場所等の調整を行っているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。夏休みの対応につきましては、公営16クラブのほぼ全てのクラブで受け入れ上限もしくは上限に近い通常入所の児童を保育していることから、申し込みどおりに受け入れることは非常に難しい状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 5の(1)についてお答えいたします。  草深公園は、供用を開始してから20年以上が経過し、時間の経過とともに水生植物や水辺の生き物など一定の生態系を見ることができ、子供たちに親しまれております。一方、水の濁りや水辺のごみは課題であると認識しているところでございます。生態系に配慮し、まずは水辺の清掃や水の循環等による水質の向上を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) それでは、一問一答で再質問を行っていきます。  まず、1番目ですけれども、今回の私の最初のテーマは消費税引き上げに伴う印西市の対応についてです。私の今回(1)から(3)まで質問させていただきましたが、その大前提、基本的なことからちょっともう一度確認をしていきたいのですけれども、国が消費税を10月に上げた後、消費税が上がったことによる消費の活性を図るという意味で、まず印西市においては、印西市においてはというか、全国的に低所得者層、それから子育て世帯向けにプレミアム商品券を発行すると。これについては、印西市でも発行するということでもう既にホームページ上に上がっている。その後に、ではどうなのかというと、今回の私の質問のテーマになってくるわけですけれども、マイナンバーカードを利用したプレミアムポイントを実施すると。確認ですけれども、このマイナンバーカードを利用したプレミアムポイントを実施する、これ印西市でも令和2年度に実施するということでよろしいのですよね。確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  プレミアムポイント事業につきましては、国費により各自治体の事業として実施されるということでございますので、市としても対応してまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 紙のプレミアム商品券のかわりにマイナンバーカードを使ってポイントで消費の活性化を図ろうということで国のほうでは考えていると。このポイントで市内、県内の商店だけでなくオンラインショップでも使えますよといったような認識だと思いますけれども、それに伴って印西市でも準備を進めるということですね。もう一度確認しますけれども、これプレミアムポイントは今年度実施するプレミアムつき商品券のデジタル版だという認識でいいのでしょうか、確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現在、国の事業概要の説明におきましてもプレミアムつき商品券のデジタル版であるといったことで伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今、2問部長のほうにご答弁いただいたわけなのですけれども、ということで(1)の質問に入るわけなのですが、今印西市においてはマイナンバーカードの交付率は12.78%だよということですけれども、この事業には当然マイナンバーカードを持っていることがこれ必須であるというふうにして思いますけれども、このことを市ではどのように周知していきますか、確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  当該事業の周知につきましては、対象者がご指摘のとおりマイナンバーカードをお持ちの方ということとしていることを踏まえますと、多くの方々に参加していただけるよう広報紙等で周知をしてまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 心配しているのは、これを事業実施するということになったときに、ではすぐにマイナンバーカード発行できるのかということなのですけれども、今現在どのぐらいマイナンバーカードを発行するのに申請からかかっているでしょうか。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えいたします。  マイナンバーカードの交付につきましては、現状では3ないし4週間程度お待ちいただくという状況でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) そのことも踏まえ、市民への周知をちょっと急いでいただければと思います。  (2)なのですけれども、(2)について、マイキープラットフォーム運用協議会の参加についてなのですけれども、こちらについてはプレミアムポイントの取得をした後に、当然プレミアムポイントを使うためにはマイキーIDが必要だということで、マイキープラットフォームとどうかかわってくるのだろうかというのを見ながら今私自身も研究しているわけなのですけれども、どうもいろいろ話を聞いていると運用協議会には入らなくても大丈夫なのではないかという話も聞いているので、このことについては再質問ありません。市のほうとしても情報収集を急いでいただければと思いますので、よろしくお願いします。  (3)に入ります。個人番号カード利用環境整備補助金についてですけれども、このことについては、これ去年の11月ぐらいにもう総務省のほうでこの個人番号カード利用環境整備補助金についての概要が出ていて、その概要なんかを読むと補助金の申請期限は6月末だということが当時は言われていたと思うのですけれども、6月末となると、今もう既に6月になっていますので、今月末ぐらいまでに印西市ではこれ準備できていて、もう申請することになっているのでしょうか。そこ確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  補助金の申請につきましては、5月に補助金の交付要綱案がようやく国から示されているといった状況で、要綱の制定については6月中の内容で予定ということになっているそうです。この要綱案における申請の時期につきましては、6月または9月といったことで今現在されているそうです。市といたしましては、今後適切な時期での申請を検討してまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) そうすると、9月だということになると、まだ少し時間があるので、情報収集をしながら進めていっていただければと思います。  先ほどちょっと質問し忘れたところなのですけれども、マイナンバーカードを所有しているけれども、マイキーIDの登録をしていないという方は当然これ登録をしなくてはいけないと。また、コンピューター関係に疎いという方については、この方々に対する支援ということで今回この補助金も使えるようですけれども、それについては印西市ではきちんと対応していただけるのかどうか確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  市民の方々がプレミアムポイントをご利用いただくためには、国が開設したオンラインサイト上でポイントの管理を行うマイキープラットフォームへのIDの登録が必要ということでございます。このマイキーIDについては、インターネットを使用しての登録ということになりますので、パソコン操作になれていない方は戸惑うことも想定されますので、登録時の支援については検討してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) では、登録もできましたということになって、その後の話ですけれども、今度は、では登録して、ではプレミアムポイントがつきましたと。何%つくのか、ちまたでは10%なんて話もありますけれども、ではそのプレミアムポイントの利用店の募集についてはいつごろから印西市は行う予定になっているのでしょうか。確認します。 ○議長(板橋睦) 髙橋環境経済部長。 ◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。  プレミアムポイントの利用店舗の募集につきましては、年明けに開始できるよう検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) まだ国のほうで骨子が、骨子は固まったけれども、内容まだ煮詰めていくという段階なのかなというふうにして今の回答をお聞きしながら思っていたわけなのですけれども、ただ国が消費税を上げたことによる消費喚起策としてこれを行っていこうというのであれば、やはり多くの市民がマイナンバーカードを利用したこのプレミアムポイントが欲しいというふうになると思うのです。来年度の実施に向けて、印西市においても広報及び準備を遅滞なく進めていっていただければというふうに思います。  次の大項目2番に入ります。印西市における公共施設等総合管理計画についてお聞きをしていきます。まず、(1)のファシリティーマネジメントについてなのですけれども、ファシリティーマネジメントを明文化している自治体がありますよね。例えば流山市なんていうのはファシリティーマネジメントの取り組みの先進自治体としていろいろ視察なんかも受けているようなのですけれども、印西市においても市民のためにファシリティーマネジメントというのはこういうものであると、そのために印西市はこのように考えているということを明確にすべきではないかと。どのように考えますか。確認したいと思います。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  公共施設マネジメントを推進するためには、市民の皆様に本市の公共施設の現状や課題、取り組みの必要性をご理解いただくことが重要となりますので、ただいまご紹介いただきました流山市など他の自治体を参考にしながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今先進的なところということで流山市を紹介させていただきましたけれども、流山市というのはあくまでも一例であって、印西市における公共施設マネジメントにおいて必要なことというのはやはり施設のふぐあいの優先、ここはもう非常にまずいから早く施設を更新しなければいけないよということと、それからその施設自体が義務的なものなのか、いわゆるサービス的なものなのか、それをあわせて例えばポートフェリオか何かで組み合わせて考えて、順位づけをしながらやっていくべきことではないかと。それプラスアルファとして、何よりも数値化して財政的な財務的な効果を試算できるようにすべきではないのかなと。そういう観点から私は今回そのファシリティーマネジメントを明文化すべきではないかということを申し上げているのです。そのことについては、しっかりと考えていっていただきたいと思います。  (2)のほうに入ります。サウンディング型市場調査です。サウンディング型市場調査についてなのですけれども、先ほどのご回答でいんざいインフォメーションにより情報提供したということですが、いんざいインフォメーションで情報提供した報道機関って何社あるのですか。確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  新聞社、通信社、テレビ局等の32社に情報を提供したところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今32社というお話ですけれども、32社情報提供しました。そして、その32社のうち実際に記事の掲載があったのは何社でしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  建設関係の情報誌で2社の掲載を確認しておるところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今まさにこのサウンディング型市場調査をやりますということでホームページに告知されて、そして今粛々と流れが進んでいるのだと思うのですけれども、7日に現地見学会を実施すると書いてありましたね。7日の現地見学会の参加は何社あったのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  活用の実施主体となり得る参加事業者はございませんでしたが、地方創生の取り組みを行っている金融機関からの問い合わせがございまして、現地確認を行ったところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 現地見学会の参加者は事実上ゼロだと、なしだということですけれども、この結果をどのように受けとめていらっしゃいますか、確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  現地見学会につきましては、結果といたしまして活用の実施主体となり得る事業者の参加はございませんでしたが、サウンディングへの参加申し込み期限は6月19日となっておりますので、より多くの事業者の参加を期待しつつ、状況を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今部長がお答えになったとおり19日まで申請ができるということなので、まだ時間がありますので、期待はしていきたいと思いますけれども、必要であればもう少し、このサウンディング型の市場調査というのはやはり参加者があってのものだと思いますので、何とか参加者を募るように努力していただきたいと思います。  ②に入ります。インセンティブというのは、やはりこのサウンディング型調査においては非常に重要な要素を占めると思うのですが、国交省が作成した手引きによると、このインセンティブが小さい場合には民間事業者の参加意欲が小さくなると、サウンディングへの参加者が結果的に少なくなる傾向にあるというふうにして書いてあるのです。このことを市ではどのように考えていますか。お願いします。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  サウンディング調査におきます民間事業者側のインセンティブにつきましては、先ほどお答えいたしましたようなみずからが参加しやすい公募条件等にできるといった間接的な効果のほか、優秀な提案を行った事業者は公募時に加点されるといった直接的な効果があるとされております。このたびのサウンディング調査につきましては、本市にとって初めての試みでございまして、あらかじめ直接的なインセンティブを設けるのではなく、その中でどれくらいの市場性があるかを把握したいとの考えから、他の自治体の事例を参考にして実施しているものでございます。サウンディング調査の方法につきましては、このたびの調査結果や先進事例等を踏まえまして、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) とりあえず初めてのケースですから、今部長がおっしゃるとおり他市の事例なんかも研究しながら、永治小学校、参加してくれる企業があればいいなと思いながら見詰めていきたいと思います。  当然そのサウンディング型市場調査を実施するに当たっては庁内の連携体制はどうなっていくのかということを一番初めにお聞きしましたけれども、もう一度確認しますけれども、一番初めのご回答では、まずこれ主体が教育委員会だと。教育委員会と関係する管財課とか、あと資産経営課が連携を図って活路を見出していくと、活用していくという回答だと思うのですけれども、間違いなくこれ情報共有はきちんとされていくのですよね。何回か会議をしたり、その中でどういうふうに活用していくのかというのを間違いなくやっていくと考えていいのですよね。それ確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井企画財政部長。 ◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。  公共施設跡地等活用方針に基づきまして、関係部署の間で会議等を通じまして情報共有いたしまして、取り組んでいるところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) わかりました。しっかりと情報を共有しながら進んでいっていただければと思います。  ④に入ります。具体的に申し上げさせていただきますけれども、現在教育財産となっている宗像小、それから本埜第二小学校の跡地活用について、教育委員会ではどのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  印西市公共施設跡地等活用方針に示す校舎の耐用年数が47年とされているところ、宗像小学校は50年、本埜第二小学校は40年が経過しております。同方針では、耐用年数が10年以上残る場合において活用を検討するとしていることから、校舎につきましては解体に向けて準備をしていくことと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) 済みませんでした。  体育館につきましては、両校とも耐用年数が10年以上残っておりますので、その利活用につきましてはスポーツ振興課と検討しているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。
    ◆18番(軍司俊紀) ちょっと特化して宗像小だけについてちょっと聞きたいのですけれども、宗像小の跡地活用については地元の方々の意見を聞きながら何か進めていくということで話を聞いているのですけれども、これ体育館の利活用について具体的にどのように進んでいますか、確認します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  宗像小学校の体育館を利用したいというスポーツ団体から問い合わせがあったことを受けまして、体育館の利活用に向けスポーツ振興課と現在協議をしているところでございます。その中で、トイレや水道水の使用など、さまざまな事項が決まった段階で活用していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今の部長のお答えの中で協議事項があるという話でしたけれども、その協議事項があるということについて、では具体的な使用開始はいつごろになるのでしょうか。確認します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  体育館など利活用の使用開始の時期につきましては、学校跡地活用部内検討委員会を開きまして協議事項をまとめて、できるだけ早い時期に活用ができるよう努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) できるだけ早くと今回答がありましたけれども、今後も地元の意見を反映できるのですよね。反映していけるのですよね。確認します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  今後につきましても地元の方の意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) (3)のふれあい文化館に入ります。  ふれあい文化館の大規模改修について、今年度利用者の皆様にアンケートを計画しておりという話がありましたけれども、アンケートの内容というのはどういった内容になるのでしょうか。確認します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  今回予定しておりますアンケートの内容につきましては、日ごろから利用されている皆様に利用の状況のほか、改修したほうがよいと思われるところなどについて記述していただくよう現在検討しているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) そのアンケートというのはいつごろから始める予定なのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  今月中の実施を予定しているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 誰を対象に行うつもりなのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  各施設の利用者及び利用団体を対象にアンケートを実施する予定でございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 広くアンケートをとっていただければというふうに思います。  アンケートについて繰り返しお聞きしているのは、先ほど最初の回答にあったとおり、このふれあい文化館の大規模改修というのが印西市における第8次実施計画、この中に令和元年度に改修工事設計業務委託をすると、このように明記しているからなのです。今回実施するアンケートについて、設計業務委託にこれ反映できる内容になるのですよね。ここ確認したいと思います。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  各施設の利用者及び利用団体からのご意見、ご要望につきましては、可能な限り反映させていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) ぜひとも利用者の声を聞きながら設計に反映していっていただければというふうに思います。  このふれあい文化館の位置づけというのは、今印西市においてどうなっているのでしょうか。確認します。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  ふれあい文化館の位置づけにつきましては、印西市公共施設適正配置実施方針にも位置づけておりますように、公民館等の各施設とも今後も当面継続していくこととしております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 当面継続してという話がありましたけれども、今回のこのふれあい文化館の大規模改修に関する質問というのは、今回大きい2番の中の公共施設等総合管理計画の中の項目であり、この公共施設等総合管理計画の中で、ではふれあい文化館というのはどういう位置づけなのだろうかということを考えていただきたいと思うのです。ふれあい文化館というのは、牧の原南地区における唯一の公民館であり、児童館であり、老人福祉センターで、図書館だと。集会所もあり、多くの牧の原南地区だけではなくてほかの地域の方々も利用している施設ですが、ふれあい文化館ができたというのは、たしか平成10年のことだったと思うのです。平成10年にふれあい文化館ができたときというのは、牧の原南地区というのは、自治会の数はたしか7つか8つ、8つだったような気がします。平成10年で8つで、今はというと15、プラス今1個自治会ふえるので、16という話もあります。当時は東の原という地名もなかったのです。南環状線の南側にある草深というところに一戸建てなんかほとんど建っていなくて、農家だけだったのです。そういう牧の原南地区における唯一の公共施設であるふれあい文化館の位置づけというのは今後どうなっていくのだろうかと。今もちろん大規模改修を行っていくけれども、それだけで足りるのかなというような危惧が私の中であるわけです。お聞きしたいのは、印西市における公共施設等総合管理計画の中の項目であるふれあい文化館、ふれあい文化館を含む公共施設の配置をどう考えているのかをお聞きして、今回の2番の大きい質問を終わりたいと思います。回答お願いします。 ○議長(板橋睦) 伊藤教育部長。 ◎教育部長(伊藤哲之) お答えいたします。  ふれあい文化館につきましては、先ほどもお答えしたとおり、当面現状のまま継続していくこととしておりますが、今後もこの利用状況を注視してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 3番の子ども・子育て支援に入りたいと思います。  まず、一番初め、(1)の保留児童253名という現状をどのように捉えているのかということです。先ほども藤江議員のほうから保留児童について少し質問がありましたけれども、私のほうでちょっと確認をしておきたいのは、最初のご回答の中でニーズが高まっている状況だという話でしたけれども、年度が始まったばかりでもう既に253人の保留児童がいるわけです。今まだ6月ですから。今回これ5月の結果が出ているわけです。まだ半年以上残っていて、年度末には多分400人に迫るのではないかなというふうに私は思っているわけなのですけれども、令和2年に5園開園するというのは、これ前からわかっていることですし、では困っているのは今困っているわけです、保護者の方々は。では、令和元年度、今年度保護者のニーズにどのように対応していきますか。ここ確認したいと思います。ご回答お願いします。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) ただいまの議員のほうからご質問ありましたように、非常に保留されているお子さんが多いというのが現実的な問題で、非常に厳しいと思っております。市としましては、今の計画の中で何とか対応していきたいとは思っておりますけれども、残念ながら今の状況の中では来年度の開園を待つような形しかちょっと考えられないという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 一人でも減らすように保育士の確保を進めたり、先ほども藤江議員のほうからご提案があったりしましたけれども、管外保育もやはり少し考えてもらうなり、あとはファミリーサポート、これをしっかり利用しやすくするなりして保護者のニーズに応えていっていただければなというふうに思います。とにかく、先ほどもありましたけれども、印西市待機児童が多いから、ではほかの自治体に行こうという話が本当に聞こえてきますので、何とか対応していただければと思います。  ②に入ります。令和2年には5園開園と聞くが、待機児童がゼロになるのかという話ですけれども、おおむね解消されるだろうという話です。これは前から言われていることなのですが、あくまでもこれは現在の話で、今ニュータウン中央地区、牧の原地区を見渡すと、ニュータウン中央において大型マンションが250世帯ぐらいですか、できる予定になっていますし、牧の原地区においては一戸建てが東の原、それから草深のほうに何かばんばんという言葉がふさわしいかどうかわかりませんが、建って、しかもどんどん売れていくという現状がある。こういう現状の中でやはり考えていかなくてはならないのは、令和2年度においてもしっかりとこれ保育園の新設について情報収集を進めておくべきではないかなと思ったりするのですが、その辺の印西市の動きというのはどうなっているでしょうか、確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  入居状況につきましては、非常に今急激にふえておりまして、なかなか見通しも立たないような状況であると認識しております。しかしながら、先ほど議員のほうからもお話ございましたように、市でできる対応としましては、サポートセンターもそうですし、保育士の確保というのに当面は力を入れていかなければならないと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 何としても待機児童ゼロを実現していただきたいと思います。  (2)に入ります。(2)についてなのですけれども、きのうの山田議員、それから先ほどの浅沼議員からもいろいろるる質問があって、それに対して健康子ども部長のほうからいろいろご回答いただいているわけなのですが、1つやっぱりちょっとこれ考えておかなくてはならないのは、先ほどもご回答ありましたけれども、連携しながら対応していくということで、大津市の事故があった後に、思い出していただきたいのですけれども、保育園の園長先生が大泣きをして私が悪かったと。何か違うのではないかなというふうに思うのですけれども。考えなくてはならないのは、先ほど保育園においては、今後の体制において、推進体制は構築できていないから考えていきますよという話でしたけれども、印西市においてやはりこういった問題を防ぐためには、保護者とか、あと保育所、もちろん県警、道路管理者、もちろん印西市が全体で連携してお散歩コースの安全確保を進めていくというふうになると思うのですが、まずちょっと確認したいのは、今回の事件を受けて、保育園だけではなくて、例えば印西市において警察との窓口となる市民活動推進課は保育園と連携しながらこの問題に取り組んで今いるのかどうか、今後になるのか、その辺はいかがなのでしょうか。ご回答ください。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  現時点におきましては、市民活動推進課とこの件について特段検討ということは至っておりません。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 連携しながらぜひ考えていっていただきたいと思うのです。今、市民活動推進課ということで、警察のほうで窓口となる市民活動推進課を例に挙げましたが、もう一つ考えていかなくてはならないのは、道路管理において、ではどうなのと。道路がきちんと形状がしっかりしていないから、こういう問題が起こるのではないのかなということも考えるのですが、印西市における建設課あるいは土木管理課との保育園の連携ってどうなっているのでしょうか。道路を管理する都市建設部長のコメントをお願いしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  保育園側のほうで散歩コースの点検等を行った結果に基づきまして、危険箇所等が発見された場合は関係機関とその対策につきまして検討し、対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) ぜひ印西市全体で取り組んでいっていただければと思います。  (3)、幼保の無償化について入ります。幼保の無償化ということで、私はずっとこれ聞いていて言葉が先行しているのではないかなと、先走っているのではないかなと思っているわけです。まず1点目お聞きしたいのは、無償化の対象とならない部分というのは市民に周知されているのですか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  保育園等に在園しております保護者に対しましては、実費として徴収されております通園送迎費、食材料費、行事費などは無償化の対象外であるという、その旨を記載しました文書を平成31年4月の保育料決定通知とあわせて送付させていただいたところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 保育園に在園していない保護者とか保留待機の保護者への通知はどうなっていますか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  保育園に在園していない保護者の方に対しましては、市役所関係の機関に案内を設置するとともに、市のホームページ、「広報いんざい」での周知を予定しているところでございます。また、現在保育園等の入園を保留となっている方に対しましては、保留通知とあわせて案内のほうを送付する予定でおります。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 保育の無償化といって、これ副食費を徴収するということになっていますよね。副食費を徴収することによって現在の保育料より値上げとなる場合も想定されると思いますが、市民は理解していると思いますか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) 今議員のおっしゃるとおり、一部そういう可能性のあるところはございますが、生活保護世帯やひとり親世帯等に加えまして年収が360万円未満相当の世帯につきましては副食費の免除となることが国より示されておりますので、今後住民の方にはその旨を周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今部長のほうから免除という話がありましたけれども、免除について、特にこれ保育園ですけれども、この免除となる副食費は、これ償還払いですか、それとも現物支給となるのですか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  今現在、保育園につきましては、該当する園児が在園しております園に対しまして、毎月の運営管理費になります公定価格、それの給付に加算されるというふうなことが示されているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 園が結局、では副食費を徴収すると。今現物支給だという話もありましたけれども、副食費を徴収することになった場合に、払えない人がいた場合の対応って、ではどうするのですか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  現在各園では実費徴収分として、先ほども申しましたが、通園送迎費や行事費等を園で徴収しております。副食費につきましても、そういう今言った支払いのないようなところに関しましても今までと同様に徴収していただけるように説明してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 副食費を園で徴収するようになった場合に、これ保育士の負担がふえるというふうにして思うのですけれども、それに対して園は理解を示すのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  副食費の徴収を各園で実施することにつきましては、個々の配食状況を把握する必要もございます。各園で徴収することに対して理解していただけるように説明をしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 保育士の負担がふえないことを祈っています。  先ほどおっしゃったとおり年収360万円未満の方は副食費を免除するということですけれども、その情報というのは園にどのように伝えるのですか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  保護者の課税情報につきましては、市で管理しております。非常に重要な情報でございます。これにつきましては、細心の注意を払いながら情報を提供してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) すぐにではないかもしれませんが、将来的にはこの副食費を含めた形で親御さんに負担をかけないように、本当にこれ無償化にするということはできないのでしょうか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  国からは食材費は無償化の対象外であるということが示されております。副食費につきましても、これまで保育料に含めて保護者に負担していただいてきておりますので、幼児教育、保育の無償化に際しましてもこの考えを維持してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 時間がないので、先に進みます。  (4)番、学童保育についてお聞きします。まずお聞きしたいのは、牧の原第2学童というよりも、では牧の原駅圏の学童クラブの今後の状況ってどうなっていますか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  令和2年4月1日の開所を予定している民間の学童クラブが3施設ございます。合計で125名の児童を受け入れる見込みとなっていると考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 牧の原地区も学童クラブへの入所の希望の方が多くなってくると思いますので、よろしくお願いいたします。  (4)番の②、夏休み対応についてです。大体概略はわかりましたが、夏休みは子供を預けたいというような保護者が多い中で、先ほどのご回答だともう公立はいっぱいだということになると、やはり民間の学童クラブに受け入れてもらうしかないのかなと思うのですが、その辺ってどうなっているのですか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  現在、夏休み期間中の入所の申し込みを受け付けしているところでございます。申し込み状況を見まして、民間学童クラブに受け入れをふやしていただけるように働きかけていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 保護者のほうから、開所のスタート時間が遅いので早くしてほしいと、夏休みは7時半から受け入れてほしいのだけれどもという話があるのですが、対応はできないものでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  民間学童8クラブのうち4クラブ、しおん第1、第2、第3学童クラブ及び星虹学童クラブ、こちらが午前7時から開所していると伺っております。そちらの利用のほうを案内させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) バスでの送迎は、その4クラブはやっていただけるのですか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  午前7時から開所している学童クラブにつきましては、いずれもバスでの送迎は行っておらず、保護者の方が送迎をして受け入れをしているという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。
    ◆18番(軍司俊紀) この4学童クラブについては、どこの小学校でも受け入れてもらえるのですか。確認します。 ○議長(板橋睦) 小川健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(小川誠一郎) お答えいたします。  こちらの受け入れ対象とする小学校というのは特に決まっていないと伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) バスがないのが非常に残念ですけれども、情報公開をどんどん進めていっていただいて、保護者のニーズに応えていっていただければと思います。  大きい3番終わりまして、4番、消防の広域化に入りたいと思います。消防の広域化ですけれども、1点だけ確認したいと思います。これ栄町からの正式な要請ってあったのですか、印西市に対して何か。確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現時点では、栄町からの広域化などについての正式な要請は伺っていないという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) この消防の広域化については、先ほども千葉県が再策定ということをおっしゃっていましたけれども、この消防の広域化については、平成28年1月25日に栄町長から消防組合の管理者宛てに消防の広域化について申し入れがありました。その後に、8月19日に市議会の全員協議会が開催されて、市議会として容認できないということをはっきりとそのときは伝えて、その後話が進んで、話がなくなった経緯があるということをしっかりと執行部の皆様は確認して、肝に銘じてこの話を進めるというか、話があったときに対応していっていただければと思います。  最後の大項目、牧の原駅圏の将来に入りたいと思います。(1)の草深公園の件ですけれども、20年以上経過しているのです。はっきり言って汚いという声が一部の住民の方から上がっていると。具体的なその水辺の清掃とか水質の向上の実施方法についてどのように考えていますか。確認します。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  陸地から届く範囲に浮遊したビニール袋や空き缶などのごみは、職員の公園見回り時や公園管理委託業者のごみ拾いで回収しているところでございますが、近年、水辺には沈んでいるごみも目立つようになってきております。清掃の具体策といたしましては、沈んでいるごみにつきましても回収を行う予定でございます。また、水質向上の具体策といたしましては、夏場の噴水による循環と井戸からの給水量を増量させることによる水質の浄化を検討しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上、質問を行ってください。  18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今ご回答いただきましたけれども、清掃が追いついているのかなという非常に危惧があるわけです。これからのシーズンになると水際に水草がすごく立ってきて、秋になると今度は枯れていって、また汚いという声が上がってくると。一部の方からは埋めてしまえばという話も何か聞こえてはきますけれども、なかなかそうもいかないのかなと思っているので、また地元の町内会の方といろいろ話をしたいと思いますが、市でも清掃等を進めていっていただければと思います。  (2)なのですけれども、(2)、先ほど信号の件です。信号規制のない横断歩道、児童が350人渡る。本当にこれ多くの子供たちがここを渡ります。車が交通量ふえてびゅんびゅん走ります。非常に危ないのです。この交差点を優先してやはり、通学路になりますので、設置できないのですか、信号。確認します。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  印西警察署に問い合わせをしましたところ、信号機の設置順位については公にはされておらず、優先して設置いただきたいというお話もできかねますが、市といたしましても現状、現場の状況を具体的にお伝えをいたしまして、要望を続けてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 350人の子供たちが通ります。よろしくお願いをします。  最後聞きます。(3)です。西の原四丁目における今年度の防犯灯の設置の予定があるのかどうか確認したいと思います。これを聞いて終わります。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  今年度につきましては、当該地区で2台の防犯灯の設置を予定してございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで軍司俊紀議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。                        〇 △散会の宣告 ○議長(板橋睦) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  なお、明日は開会の5分前に全国市議会議長会表彰の伝達が行われますので、おくれることのないよう議場へお集まりください。  お疲れさまでした。    散会  午後3時16分...